夏日
なつび
目次
  1. 「夏日」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「夏日」(なつび)は、一日の最高気温が25℃以上になる日を指す気象庁の予報用語です。「夏らしい暑さを感じる日」という意味で、4月頃から10月頃まで幅広く観測されます。音読みでは「カジツ」と読みますが、「夏の日」を表す別の意味になります。

「夏日」の意味

「夏日」には主に2つの意味があります。

1. 気象用語としての意味

気象庁が定める予報用語で、一日の最高気温が25℃以上になる日を指します。天気予報や気象情報で使われる場合は、この気象用語としての意味です。4つある暑さの区分(夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日)の中で最も基準が低く、春の終わりから秋の初めまで幅広い期間に観測されます。

2. 一般的な意味

「夏のような暑い日」「夏を感じさせる日」という意味で、古くから日常的に使われてきた言葉です。俳句の夏の季語としても用いられ、強い日差しや暑さの情景を表現します。音読みで「カジツ」と読む場合は、「夏の一日」「夏の季節の日」を指します。

読み方・表記

気象用語としての「夏日」の読み方は「なつび」です。気象庁の予報用語や天気予報では、すべて「なつび」と読みます。

一方、音読みでは「カジツ」と読み、「夏の日」「夏の一日」という一般的な意味で使われます。以下のような熟語や表現で使われることがあります。

  • 夏日星(かじつせい) – 夏の夜空の星
  • 炎夏(えんか) – 燃えるように暑い夏

使い方と例文

「夏日」を使った例文
  • 今年は4月なのに夏日となる地点が相次いだ。
  • 東京都心では年間70日以上が夏日になる。
  • 10月に入っても夏日が観測される異例の残暑だ。
  • 北海道の札幌でも夏日となる日が年々増えている。

語源・由来

「夏日」は「夏らしい日」「夏を感じさせる日」という意味の言葉で、古くから使われてきました。気象用語としての「夏日」は、気象庁が暑さを表す予報用語として早い時期から採用しており、「真夏日」「猛暑日」「酷暑日」の中で最も歴史の長い区分です。

25℃という基準は、日本人が「夏らしい暑さ」を感じ始める体感温度に基づいて設定されたとされています。衣替えの目安としても使われる気温です。

類語・関連語

よくある質問

Q
「夏日」の対義語は何ですか?
A
気象庁の予報用語では「冬日」が対応します。「冬日」は一日の最低気温が0℃未満の日を指し、最高気温が25℃以上の「夏日」と対照的な位置づけです。
Q
「夏日」は何月から観測されますか?
A
地域差はありますが、西日本や関東では4月から10月頃まで観測されます。近年は温暖化の影響で3月に夏日を記録する地点もあり、観測期間が広がる傾向にあります。
Q
「夏日」と「夏至」はどう違いますか?
A
まったく別の意味です。「夏日」は最高気温25℃以上の日を指す気象用語、「夏至」は二十四節気の一つで1年で最も昼の時間が長い日(6月21日頃)を指します。気温ではなく日照時間を基準とする点が大きな違いです。
佐藤文哉
この記事の監修者 佐藤文哉 編集長 / ライター歴15年