処方
しょほう
目次
  1. 「処方」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「処方」は、医師が患者の症状に合わせて、薬の種類・分量・服用法を決めて指示することです。

「処方」の意味

「処方」には主に2つの意味があります。

1. 医療における意味
医師・歯科医師・獣医師が、患者の病状に応じて薬の種類・分量・服用方法を決め、指示を出すことです。この指示内容を文書にしたものを「処方箋(しょほうせん)」といいます。

2. 一般的な意味
物事を処理する方法、手だてという意味でも使われます。「経済問題への処方箋」のように、解決策を示す比喩表現として用いられることがあります。

読み方・表記

「処方」の読み方「しょほう」です。

「処」は音読みで「ショ」、「方」は音読みで「ホウ」と読みます。以下のような関連語があります。

  • 処方箋(しょほうせん)- 処方の内容を記した文書
  • 処方薬(しょほうやく)- 処方箋に基づいて出される薬
  • 処置(しょち)- 物事に対してとる手段や措置
  • 処理(しょり)- 物事を取りさばくこと

使い方と例文

「処方」を使った例文
  • 医師が患者に抗生物質を処方した。
  • 処方された薬は用法・用量を守って服用してください。
  • 症状に応て適切な薬を処方することが重要だ。
  • 日本経済への処方箋として規制緩和が提案された。
  • この漢方薬は古くから伝処方に基づいている。

語源・由来

「処方」は「処」と「方」から成る熟語です。

「処」には「物事をとりさばく」「決める」「始末をつける」という意味があります。「処置」「処理」「対処」などの熟語にも使われています。

「方」は「方法」「やり方」を意味します。

この2つを組み合わせた「処方」は、もともと「物事を処理する方法」という一般的な意味を持っていました。そこから転じて、医療の分野では「薬による治療法を指示すること」を表すようになりました。

類語・関連語

よくある質問

Q
「処方箋」と「処方せん」の違いは?
A
意味は同じです。「箋」が2010年に常用漢字に追加されるまで、法令では「処方せん」と表記されていたため、現在も両方の表記が使われています。
Q
「処方」と「投薬」の違いは?
A
「処方」は薬の種類や量を決めて指示すること、「投薬」は実際に薬を患者に与えることです。処方が先で、投薬が後という流れになります。
Q
処方箋の有効期限は?
A
処方箋の有効期限は発行日を含めて4日間です。期限を過ぎると調剤薬局で受付できなくなり、医療機関での再発行が必要になります。