アンスクリプテッド
あんすくりぷてっど
目次
  1. 「アンスクリプテッド」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
かんたんに言うと

「アンスクリプテッド」(あんすくりぷてっど)は、「台本がない」「脚本のない」という意味の英語由来のカタカナ語です。主にテレビやNetflixなどの映像業界で、リアリティショーやバラエティ番組など台本なしで制作されるコンテンツを指す用語として使われています。

「アンスクリプテッド」の意味

「アンスクリプテッド」には大きく分けて2つの使い方があります。

1. 一般的な意味:台本がない・即興の

英語の「unscripted」は、スピーチ・放送・演技などが事前に書かれた台本(スクリプト)なしに行われることを意味する形容詞です。「un-(否定の接頭辞)」+「scripted(台本のある)」で構成されています。

政治家の即興演説や、事前に用意していない発言などにも使われます。

2. 映像業界での意味:台本なしのコンテンツジャンル

日本語で「アンスクリプテッド」が使われるのは、ほとんどが映像業界の文脈です。NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画配信サービスでは、コンテンツを大きく「スクリプテッド(scripted)」と「アンスクリプテッド(unscripted)」の2つに分類しています。

  • スクリプテッド:ドラマ、映画など脚本に基づいて制作される作品
  • アンスクリプテッド:リアリティショー、バラエティ番組、ドキュメンタリー、オーディション番組など台本のない作品

近年は日本でも、Netflixの『テラスハウス』や『ボーイフレンド』、『ラヴ上等』、『ファイナルドラフト』といったアンスクリプテッド作品が国内外で注目を集めています。

読み方・表記

「アンスクリプテッド」の読み方はそのままカタカナ読みで「あんすくりぷてっど」です。

英語では「unscripted」と書き、発音は「アンスクリプティド(ʌnskrɪ́ptɪd)」に近いですが、日本語のカタカナ表記では「アンスクリプテッド」が定着しています。

なお、英語の辞書では発音記号は /ˌʌnˈskrɪptɪd/ と表記されます。

使い方と例文

「アンスクリプテッド」を使った例文
  • Netflixがアンスクリプテッド作品への投資を強化すると発表した。
  • この番組は完全にアンスクリプテッドで、出演者の自然な反応が魅力だ。
  • 日本発のアンスクリプテッドコンテンツが海外でも人気を集めている。
  • 彼女はプロデューサーとして複数のアンスクリプテッド作品を手がけている。

語源・由来

「アンスクリプテッド」は英語の「unscripted」をそのままカタカナにした外来語です。

  • un-:否定を表す接頭辞(「〜でない」)
  • script:台本・脚本(ラテン語の「scriptum(書かれたもの)」に由来)
  • -ed:「〜された」を表す接尾辞

つまり「scripted(台本のある)」を否定した言葉で、「台本がない」状態を表しています。

この言葉が日本のメディアで頻繁に使われるようになったのは2010年代後半以降で、NetflixやAmazon Prime Videoなどグローバルな動画配信サービスの普及がきっかけです。配信プラットフォームがコンテンツを「スクリプテッド」と「アンスクリプテッド」に分類する慣習が、日本の業界でもそのまま取り入れられました。

類語・関連語

よくある質問

Q「アンスクリプテッド」と「リアリティショー」の違いは?
A「アンスクリプテッド」は台本のないコンテンツ全般を指す広い概念で、リアリティショーだけでなくバラエティ番組、ドキュメンタリー、オーディション番組なども含みます。リアリティショーはアンスクリプテッドの一種です。
Q「アンスクリプテッド」の反対語は?
A「スクリプテッド(scripted)」です。脚本に基づいて制作されるドラマや映画などを指します。動画配信サービスではこの2つの分類でコンテンツを管理するのが一般的です。
Q「アンスクリプテッド」は日常会話でも使う?
A日本語の日常会話ではあまり使われません。主にNetflixなどの動画配信サービスや映像業界の文脈で使われる専門的なカタカナ語です。一般的な場面では「台本なし」「即興」などの表現が使われます。
佐藤文哉
この記事の監修者 佐藤文哉 編集長 / ライター歴15年