賃貸
ちんたい
違いを知る
かんたんに言うと
「賃貸」は、賃料(お金)を受け取って、物を相手方に貸すことです。貸す側から見た表現で、借りる側から見た場合は「賃借」と言います。
「賃貸」の意味
「賃貸」とは、賃料を受け取って、物を相手方に貸すことを意味します。貸す側(貸主・賃貸人)の立場から見た表現です。
民法では「賃貸借」という形で規定されており、「当事者の一方がある物の使用及び収益を相手方にさせることを約し、相手方がこれに対してその賃料を支払うことを約することによって成立する契約」(民法601条)と定義されています。
日常的には「賃貸マンション」「賃貸アパート」のように、不動産を借りる文脈で使われることが多いですが、本来は「貸す」側の行為を指す言葉です。
読み方・表記
「賃貸」の読み方は「ちんたい」です。
「賃」は音読みで「チン」、訓読みで「やとう」と読みます。「貸」は音読みで「タイ」、訓読みで「かす」と読みます。
以下のような関連語があります。
- 賃貸借(ちんたいしゃく)- 賃貸と賃借を合わせた契約関係
- 賃貸人(ちんたいにん)- 物を貸す側の人。貸主
- 賃貸物件(ちんたいぶっけん)- 賃貸に出されている不動産
- 賃貸契約(ちんたいけいやく)- 賃貸借契約の略称
使い方と例文
「賃貸」を使った例文
- 所有するマンションの一室を賃貸している。
- 駅前に新しい賃貸物件が建設された。
- 賃貸アパートに住んで5年になる。
- 空いた土地を駐車場として賃貸することにした。
- 賃貸契約の更新時期が近づいている。
語源・由来
「賃貸」は「賃」と「貸」という2つの漢字から成り立っています。
「賃」は「貝」(財貨を表す)と「任」を組み合わせた漢字で、「報酬」「代金」「雇い賃」という意味を持ちます。労働や物の対価として支払われるお金を表します。
「貸」は「代」と「貝」を組み合わせた漢字で、「かす」「一時的に人に使わせる」という意味を持ちます。
この2つを合わせて「賃料を受け取って貸す」という意味になりました。法律用語としては古くから「賃貸借」という形で使われてきました。
類語・関連語
よくある質問
Q
「賃貸」と「賃借」の違いは何ですか?
「賃貸」と「賃借」の違いは何ですか?
A
どちらの立場から見るかの違いです。「賃貸」は貸す側(貸主)から見た表現、「賃借」は借りる側(借主)から見た表現です。同じ契約を両方の視点から表した言葉といえます。
どちらの立場から見るかの違いです。「賃貸」は貸す側(貸主)から見た表現、「賃借」は借りる側(借主)から見た表現です。同じ契約を両方の視点から表した言葉といえます。
Q
「賃貸人」と「賃借人」の違いは何ですか?
「賃貸人」と「賃借人」の違いは何ですか?
A
「賃貸人」は物を貸す人(貸主・オーナー)、「賃借人」は物を借りる人(借主・テナント)を指します。賃貸借契約における当事者をそれぞれ表す法律用語です。
「賃貸人」は物を貸す人(貸主・オーナー)、「賃借人」は物を借りる人(借主・テナント)を指します。賃貸借契約における当事者をそれぞれ表す法律用語です。
Q
「リース」と「賃貸」は同じ意味ですか?
「リース」と「賃貸」は同じ意味ですか?
A
広い意味では似ていますが、「リース」は主に機械設備などの動産を長期間貸し出す契約を指し、「賃貸」は不動産を貸し出す場合に使われることが多いです。また、リースには金融的な性質を持つものもあります。
広い意味では似ていますが、「リース」は主に機械設備などの動産を長期間貸し出す契約を指し、「賃貸」は不動産を貸し出す場合に使われることが多いです。また、リースには金融的な性質を持つものもあります。