「Bluetooth」は、スマホとイヤホン、パソコンとキーボードなど、デバイス同士を近距離でワイヤレス接続するための通信規格です。ケーブルなしで周辺機器を使えるようになります。
「Bluetooth」の意味
「Bluetooth」とは、数メートルから10メートル程度の近距離でデバイス同士を無線接続するための通信規格です。技術的には「IEEE 802.15.1」という規格に基づいており、Bluetoothのロゴマークがある製品同士であればメーカーを問わず接続できます。
Bluetoothの特徴は、消費電力が少ないことです。小型のバッテリーでも長時間使用できるため、ワイヤレスイヤホン、キーボード、マウス、スピーカー、スマートウォッチなど、さまざまな周辺機器に採用されています。
Bluetoothの種類
Bluetoothには、用途に応じた複数の種類があります。
- Bluetooth Classic:音声や大きめのデータの転送に使用(イヤホン、スピーカーなど)
- Bluetooth Low Energy(BLE):さらに省電力な規格(スマートウォッチ、IoT機器など)
通信距離(Class)
Bluetoothには電波強度を示す「Class」という規格があり、通信距離が異なります。
- Class1:最大100メートル
- Class2:最大10メートル(一般的な製品に多い)
- Class3:最大1メートル
読み方・表記
「Bluetooth」の読み方は「ぶるーとぅーす」です。英語でも「Bluetooth」と表記します。日本語では「ブルートゥース」とカタカナで表記されることもあります。
関連する用語として、以下のような表現があります。
- ペアリング – Bluetooth機器同士を接続するための初期設定
- BLE – Bluetooth Low Energyの略。省電力版のBluetooth
- Bluetoothテザリング – Bluetooth経由でスマホの通信を共有すること
使い方と例文
- ワイヤレスイヤホンをBluetoothでスマホに接続した。
- このスピーカーはBluetooth対応なので、スマホから直接音楽を流せる。
- Bluetoothのペアリングがうまくいかないときは、一度解除してやり直すといい。
- 車のカーナビとBluetoothで繋いで、ハンズフリー通話ができるようにした。
語源・由来
「Bluetooth」という名称は、10世紀のデンマーク・ノルウェーの王ハーラル1世のあだ名「青歯王(Blåtand)」に由来します。ハーラル1世は対立していた部族を統一し、デンマークとノルウェーをひとつにまとめた王として知られています。
この名前が選ばれた理由は、Bluetoothの開発コンセプトにあります。1990年代、携帯電話やパソコンなど異なるメーカーの機器を統一規格で接続するという理念が、部族を統一したハーラル1世のイメージと重なったのです。
Bluetoothのロゴマークは、ハーラル1世のイニシャル「H」と「B」を古代北欧文字(ルーン文字)で表し、組み合わせたものです。
類語・関連語
よくある質問
「ペアリング」とは何ですか?
ペアリングとは、Bluetooth機器同士を接続するための初期設定のことです。機器同士を認識させて「ペア(対)」として登録することで、次回以降は自動的に接続できるようになります。
Bluetoothのバージョンが違うと接続できない?
基本的には、Bluetoothのバージョンが異なっても接続できます。Bluetoothは下位互換性があるため、たとえばBluetooth 5.0対応のスマホとBluetooth 4.0対応のイヤホンを接続することが可能です。ただし、古いバージョンの性能に合わせた通信になります。