旧正月
きゅうしょうがつ
目次
  1. 「旧正月」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
違いを知る
かんたんに言うと

「旧正月」は、旧暦(太陰太陽暦)における正月のことです。新暦では1月下旬から2月中旬の間で毎年日付が変わります。

「旧正月」の意味

「旧正月」には主に以下の意味があります。

1. 旧暦の正月
太陰太陽暦(旧暦)における1月1日、またはその前後の期間を指します。明治6年(1873年)に日本がグレゴリオ暦(新暦)を採用して以降、新暦の正月と区別するために旧暦の正月を「旧正月」と呼ぶようになりました。

2. アジア各国の旧暦正月の総称
中国の春節、韓国のソルラル、ベトナムのテトなど、アジア各国で祝われる旧暦の正月をまとめて指す言葉としても使われます。

読み方・表記

「旧正月」の読み方「きゅうしょうがつ」です。

「旧」は音読みで「キュウ」、「正月」は「しょうがつ」と読みます。沖縄では「旧正(きゅうしょう)」と略して呼ぶこともあります。

英語では「Lunar New Year」(太陰暦の新年)と表現されます。「Chinese New Year」は中国の旧正月を指す場合に使われますが、韓国やベトナムなど他国の旧正月を含める場合は「Lunar New Year」が適切です。

使い方と例文

「旧正月」を使った例文
  • 今年の旧正月は2月17日だ。
  • 旧正月の時期はアジアからの観光客が増える。
  • 沖縄では旧正月に家族で集まる風習が残っている。
  • 旧正月を祝う国ではこの時期が最も重要な祝日となる。

語源・由来

「旧正月」という言葉は、明治時代の改暦に由来します。

明治5年(1872年)11月9日に新暦(グレゴリオ暦)への切り替えが布告され、同年12月3日が明治6年1月1日となりました。この改暦により、それまで使われていた太陰太陽暦は「旧暦」と呼ばれるようになり、旧暦の正月を「旧正月」と呼んで新暦の正月と区別するようになったのです。

旧暦では月の満ち欠けを基準に1ヶ月を数えるため、旧正月の日付は新暦では毎年変動します。新月の日が旧暦の1月1日となり、新暦では1月21日頃から2月20日頃の間で移動します。

類語・関連語

よくある質問

Q
旧正月の日付はどうやって決まりますか?
A
旧正月は旧暦の1月1日であり、新暦では「雨水」(2月19日頃)の直前の新月の日が該当します。そのため、新暦では1月21日頃から2月20日頃の間で毎年日付が変動します。
Q
旧正月と立春は同じですか?
A
異なります。旧正月は月の満ち欠けを基準とする旧暦の1月1日です。一方、立春は太陽の動きを基準とする二十四節気の一つで、毎年2月4日頃に固定されています。両者が重なる年は「朔旦立春」と呼ばれ、縁起が良いとされます。
Q
旧正月は日本でも祝われていますか?
A
明治の改暦以降、日本では新暦の正月が主流となりましたが、沖縄の一部地域や南西諸島では旧正月の行事が続いています。また、横浜・神戸・長崎の中華街では春節イベントが毎年開催されています。