ブラッドムーン
ぶらっどむーん
かんたんに言うと
「ブラッドムーン」は、皆既月食のときに月が赤銅色(赤黒い色)に見える現象、またはそのときの満月のことです。地球の大気を通過した赤い光だけが月に届くために起こります。
「ブラッドムーン」の意味
「ブラッドムーン」は、皆既月食中に月が血のような赤銅色に染まる現象を指します。
皆既月食では、太陽・地球・月が一直線に並び、月が地球の本影(太陽光がほぼ遮られる濃い影)に完全に入ります。このとき月は真っ暗になりそうですが、実際には赤黒い色に見えます。これは地球の大気がレンズのような役割を果たし、波長の長い赤い光だけが屈折して月に届くためです。
この原理は夕焼けが赤く見えるのと同じで、「地球全体の夕焼けの光が月を照らしている」と表現されることもあります。
読み方・表記
「ブラッドムーン」の読み方は「ぶらっどむーん」です。英語の「Blood Moon」をそのままカタカナ表記したもので、「Blood」は「血」を意味します。
赤銅色に染まった月の見た目から名付けられた、視覚的に分かりやすい名称です。
使い方と例文
「ブラッドムーン」を使った例文
- 皆既月食でブラッドムーンが見られるのは神秘的だ。
- 古代の人々はブラッドムーンを不吉な前兆と考えていた。
- ブラッドムーンの赤さは、そのときの地球の大気の状態によって異なる。
- 次に日本でブラッドムーンが見られるのはいつだろうか。
語源・由来
「ブラッドムーン」は英語の「Blood Moon」に由来し、「Blood(血)」のような赤い色に見えることから名付けられました。
月が赤く見える仕組みは、光の散乱(レイリー散乱)で説明できます。太陽光が地球の大気を通過する際、波長の短い青い光は空気の分子によって散乱されてしまいます。一方、波長の長い赤い光は散乱されにくく、大気で屈折して地球の影の中に入り込み、月面を照らします。
ブラッドムーンの赤さは地球の大気の状態によって変化します。大気が澄んでいるときは比較的明るいオレンジ色に、大規模な火山噴火の後など大気中に塵が多いときは暗い赤や黒に近い色になることもあります。
類語・関連語
よくある質問
Q
ブラッドムーンはなぜ赤く見える?
ブラッドムーンはなぜ赤く見える?
A
太陽光が地球の大気を通過する際、波長の短い青い光は散乱されてしまいますが、波長の長い赤い光は散乱されにくく、大気で屈折して月に届きます。夕焼けが赤く見えるのと同じ原理です。
太陽光が地球の大気を通過する際、波長の短い青い光は散乱されてしまいますが、波長の長い赤い光は散乱されにくく、大気で屈折して月に届きます。夕焼けが赤く見えるのと同じ原理です。
Q
ブラッドムーンの赤さは毎回同じ?
ブラッドムーンの赤さは毎回同じ?
A
いいえ、地球の大気の状態によって変わります。大気が澄んでいるときは明るいオレンジ色に、大規模な火山噴火の後など塵が多いときは暗い赤や黒に近くなることがあります。
いいえ、地球の大気の状態によって変わります。大気が澄んでいるときは明るいオレンジ色に、大規模な火山噴火の後など塵が多いときは暗い赤や黒に近くなることがあります。
Q
ブラッドムーンを見ても目は大丈夫?
ブラッドムーンを見ても目は大丈夫?
A
はい、月食中の月は通常の満月より暗いため、肉眼で見ても問題ありません。日食とは異なり、特別な保護具なしで安全に観察できます。
はい、月食中の月は通常の満月より暗いため、肉眼で見ても問題ありません。日食とは異なり、特別な保護具なしで安全に観察できます。