御霊前
ごれいぜん
目次
  1. 「御霊前」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 香典袋の書き方
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「御霊前」は、故人の霊の前にお供えするという意味で、香典袋の表書きに使う言葉です。四十九日より前の通夜や葬儀で使用します。

「御霊前」の意味

御霊前とは、「故人の霊(みたま)の前にお供えする」という意味の言葉です。主に香典袋(不祝儀袋)の表書きとして使われます。

仏教では、人が亡くなると四十九日の間は「霊」としてこの世とあの世の間をさまよい、七日ごとに閻魔大王から裁きを受けるとされています。この期間はまだ成仏していない状態であるため、「霊」の前にお供えするという意味で「御霊前」を使います。

「御霊前」を使う場面

  • 通夜
  • 葬儀・告別式
  • 初七日〜六七日の法要

読み方・表記

「御霊前」の読み方「ごれいぜん」です。

「御」は敬意を表す接頭語、「霊」は故人の魂、「前」は〜の前にという意味です。

使い方と例文

「御霊前」を使った例文
  • 香典袋の表書きに御霊前と書いた。
  • 通夜に参列するので御霊前を用意した。
  • 四十九日前なので御霊前でよいですね。

香典袋の書き方

御霊前と書く際は、以下のマナーを守りましょう。

  • 筆記具 – 薄墨の筆ペンを使う(悲しみの涙で墨が薄まったという意味)
  • 位置 – 香典袋の上段中央に「御霊前」、下段中央に自分の名前
  • お札 – 新札は避け、折り目をつけてから入れる

類語・関連語

よくある質問

Q
「御霊前」はいつまで使える?
A
四十九日より前まで使えます。四十九日法要以降は「御仏前」に切り替えます。
Q
浄土真宗でも「御霊前」を使う?
A
使いません。浄土真宗では「霊」の概念がなく、人は亡くなった瞬間に成仏するとされているため、最初から「御仏前」を使います。
Q
「御霊前」は仏教以外でも使える?
A
神道やキリスト教(カトリック)でも「御霊前」は使用できるとされています。ただし、蓮の花が印刷された袋は仏教専用なので避けましょう。