DNA
でぃーえぬえー
目次
  1. 「DNA」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「DNA」は、生物の遺伝情報を記録している物質です。「二重らせん構造」と呼ばれる特徴的な形をしており、親から子へ遺伝情報を伝える役割を担っています。

「DNA」の意味

DNA(デオキシリボ核酸)は、生物の遺伝情報を記録している化学物質です。細胞の核の中に存在し、生命の設計図ともいわれます。

DNAは2本の鎖がらせん状にねじれた「二重らせん構造」をしています。この構造は1953年にワトソンとクリックによって発見され、この功績でノーベル賞が授与されました。

DNAの構造

DNAは、A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)という4種類の塩基が並んだ構造をしています。この塩基の並び順(塩基配列)が遺伝情報を表しています。

  • AとT、GとCがそれぞれペアになる(相補的塩基対)
  • ヒトのDNAには約30億個の塩基対がある
  • すべて伸ばすと約2メートルの長さになる

読み方・表記

「DNA」の読み方「ディーエヌエー」です。

正式名称は「Deoxyribonucleic Acid(デオキシリボ核酸)」で、その頭文字を取った略称です。日本語では「デオキシリボ核酸」と訳されますが、通常は「DNA」とそのまま表記されます。

使い方と例文

「DNA」を使った例文
  • DNA鑑定で親子関係が証明された。
  • この生物のDNAを解析した結果、新種であることが分かった。
  • 犯人のDNAが現場に残されていた。
  • 「挑戦するDNA」が会社の強みだ。(比喩的用法)

語源・由来

DNAは「Deoxyribonucleic Acid」の略で、「デオキシリボース」という糖を含む核酸であることから名付けられました。

1869年にスイスの生化学者ミーシャーが細胞核から発見し、1953年にワトソンとクリックが二重らせん構造を解明しました。この発見により、遺伝の仕組みが分子レベルで理解されるようになりました。

類語・関連語

よくある質問

Q
「DNA」は何の略?
A
「Deoxyribonucleic Acid(デオキシリボ核酸)」の略です。デオキシリボースという糖を含む核酸であることから名付けられました。
Q
「DNA」と「RNA」の違いは?
A
DNAは遺伝情報を保存する役割、RNAは遺伝情報をもとにタンパク質を作る役割を担います。構造的には、DNAは二重らせん、RNAは一本鎖が基本です。また、DNAの塩基Tの代わりに、RNAではU(ウラシル)が使われます。
Q
「会社のDNA」とはどういう意味?
A
その会社に受け継がれている精神や文化、価値観を指す比喩表現です。親から子へ受け継がれるDNAのように、創業者から社員へ受け継がれる理念やこだわりを表しています。