独壇場
どくだんじょう
目次
  1. 「独壇場」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「独壇場」は、その人だけが思いのままに活躍できる場面、独り舞台を意味する言葉です。他の追随を許さないほど圧倒的に活躍している状況を表します。

「独壇場」の意味

「独壇場」には、以下の意味があります。

1. その人だけが活躍できる場面
一人の人物やチームが他を圧倒して活躍している状況を指します。「この分野は彼の独壇場だ」のように使います。

2. 独り舞台
誰も入り込む余地がないほど、一人の人物が場を支配している状態を指します。議論やイベントなどで一人が主役になっている場面に使います。

読み方・表記

「独壇場」の読み方「どくだんじょう」です。

実は、本来は「独擅場(どくせんじょう)」と書くのが正しい表記でした。「擅(せん)」は「ほしいままにする」という意味の漢字です。

しかし「擅」と「壇」の字が似ていたこと、また「壇」には「舞台」「演壇」のイメージがあり意味と結びつきやすかったことから、「独壇場(どくだんじょう)」という誤読・誤記が定着しました。

現在ではNHKをはじめ多くのメディアで「独壇場」が使われており、辞書にも掲載されています。

使い方と例文

「独壇場」を使った例文
  • 後半戦は完全に彼の独壇場だった。
  • この分野では長年A社の独壇場が続いている。
  • カラオケになると彼女の独壇場になる。
  • 議論は専門家の独壇場と化した。
  • 彼のスピーチで会場は独壇場の様相を呈した。

語源・由来

「独壇場」は、本来「独擅場(どくせんじょう)」と書きました。

「擅」は「ほしいままにする」「独り占めにする」という意味の漢字で、「独擅場」は「一人がほしいままにできる場」という意味でした。

しかし「擅」は常用漢字ではなく馴染みが薄かったこと、また「壇」の方が「教壇」「演壇」などで馴染みがあり「舞台」のイメージと結びつきやすかったことから、明治時代頃から「独壇場」という誤記・誤読が広まりました。

現在では「独壇場」の方が一般的になり、むしろ「独擅場」は通じにくくなっています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「独壇場」と「独擅場」はどちらが正しい?
A
本来は「独擅場(どくせんじょう)」が正しい表記でした。しかし現在では「独壇場(どくだんじょう)」が広く定着しており、NHKでも使用されています。どちらを使っても問題ありません。
Q
「独壇場」はポジティブな意味?
A
はい、基本的にポジティブな意味で使われます。一人の人物やチームが圧倒的に活躍している、成功しているという状況を表します。
Q
「独壇場」の反対語は?
A
明確な対義語はありませんが、「混戦」「激戦」「群雄割拠」などが反対の状況を表す言葉として使えます。誰も抜きん出ていない状況を指します。