刑事
けいじ
目次
  1. 「刑事」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「刑事」は、犯罪行為に対して国が刑罰を科すかどうかを決める法律分野です。また、犯罪捜査を担当する私服警察官を指す場合もあります。

「刑事」の意味

「刑事」には主に2つの意味があります。

1. 法律分野としての「刑事」

犯罪行為に対して国が刑罰を科すかどうかを決める法律分野を指します。「刑事事件」「刑事裁判」「刑事責任」などの形で使われます。

刑事事件では、警察・検察という国家機関が犯罪を捜査し、検察官が裁判所に起訴して、有罪か無罪かを争います。有罪になれば、懲役・禁錮・罰金などの刑罰が科されます。

2. 警察官としての「刑事」

犯罪捜査を担当する私服の警察官を指します。「刑事巡査」の略語で、正式な官職名ではありません。刑事課や捜査課に所属し、制服ではなくスーツなどの私服で捜査活動を行います。

ドラマや映画では「刑事もの」というジャンルが人気で、「刑事ドラマ」「敏腕刑事」などの表現で使われます。

読み方・表記

読み方「けいじ」です。

「刑」は「刑罰」「処刑」の「刑」で、犯罪に対する制裁を意味します。「事」は「こと」「事柄」を意味し、「刑事」は「刑(刑罰)に関する事柄」という意味になります。

使い方と例文

「刑事」を使った例文
  • 詐欺容疑で刑事告訴された。
  • 刑事事件として捜査が始まった。
  • 刑事裁判で有罪判決が言い渡された。
  • 民事責任とは別に刑事責任を問われる。
  • ベテラン刑事が事件を担当することになった。

語源・由来

「刑事」は、西洋法の概念を明治時代に翻訳した際に生まれた言葉です。

英語の「criminal(犯罪の)」に対応する訳語として「刑」が選ばれました。「criminal law(犯罪法)」を「刑法」、「criminal case(犯罪事件)」を「刑事」と訳したことに由来します。

「刑」は古くから「刑罰」「処刑」の意味で使われており、犯罪に対する国家からの制裁を表す漢字として定着していました。

類語・関連語

よくある質問

Q
「刑事」の読み方は?
A
「けいじ」と読みます。「刑」は「ケイ」、「事」は「ジ」と音読みします。
Q
「刑事告訴」と「被害届」の違いは?
A
「被害届」は犯罪被害の事実を届け出るもので、「刑事告訴」は犯人の処罰を求める意思表示です。告訴状が受理されると、検察官は起訴・不起訴の判断結果を告訴人に通知する義務があります。
Q
警察官の「刑事」は正式名称?
A
いいえ、正式な官職名ではありません。「刑事巡査」の略語で、犯罪捜査を担当する私服警察官を指す通称です。正式には「巡査」「巡査部長」などの階級で呼ばれます。