てら
目次
  1. 「寺」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「寺」は、仏教の仏様を祀り、僧侶が修行する宗教施設です。入口に山門があり、静かに「合掌」して参拝します。お墓があり、葬儀や法事など死後の供養を行う場所でもあります。

「寺」の意味

「寺」には以下の意味があります。

1. 仏教の宗教施設
仏様(如来・菩薩など)を祀り、僧侶が修行や教えを学ぶ場所。全国に約7万7千寺あります。「寺院」とも呼びます。

2. 仏像を安置する場所
「ご本尊」と呼ばれる主要な仏像が本堂に祀られています。阿弥陀如来、薬師如来、観音菩薩など様々な仏様があり、一般的に拝観できます。

3. 死後の供養を行う場所
お墓があり、葬儀、法事、お盆やお彼岸の供養など、故人を弔う儀式を行います。日本の葬儀の約9割は仏式です。

読み方・表記

「寺」の読み方「てら」です。音読みでは「じ」と読みます。

「寺」はサンスクリット語で「僧侶が住む場所」を意味する言葉が中国で「寺」と訳され、日本に伝わりました。

寺に似た名称として以下があります。

  • (いん):寺の別名。〜院と呼ばれる寺が多い
  • (あん):小さな寺や僧侶の住居
  • 大師(だいし):弘法大師を祀る寺。川崎大師など
  • (さん):寺の名前の前につく山号。成田山、比叡山など

使い方と例文

「寺」を使った例文
  • お盆にへお墓参りに行った。
  • 京都の金閣は世界遺産に登録されている。
  • 大晦日にで除夜の鐘をついた。
  • 浅草は東京を代表する観光名所だ。
  • 祖父の三回忌法要で行った。

語源・由来

「寺」は、古代インドのサンスクリット語で僧侶が住む場所を意味する言葉が、中国を経由して日本に伝わったものです。

仏教は紀元前5世紀頃にインドで釈迦(ゴータマ・シッダールタ、ブッダとも呼ばれる)によって開かれました。日本には6世紀頃(538年または552年)に百済から伝来したとされています。

日本最古の寺は、6世紀に蘇我馬子によって建立された飛鳥寺(法興寺)といわれています。その後、聖徳太子の四天王寺、法隆寺など多くの寺院が建てられました。

類語・関連語

よくある質問

Q
「寺」と「神社」の違いは?
A
寺は仏教の施設で仏様を祀り、入口に山門があります。神社は神道の施設で神様を祀り、入口に鳥居があります。寺にはお墓がありますが、神社には基本的にありません。
Q
寺の参拝方法は?
A
静かに手を合わせて「合掌」するのが基本です。お賽銭を静かに入れ、胸の前で両手を合わせてお祈りし、一礼します。神社と違い、手を叩いてはいけません。
Q
除夜の鐘とは?
A
大晦日の夜に寺の鐘楼で梵鐘を108回つく行事です。108は人間の煩悩の数とされ、鐘をついて煩悩を払い、清らかな心で新年を迎えるという意味があります。