叱る
しかる
目次
  1. 「叱る」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「叱る」は、目下の者の良くない言動を指摘し、強くとがめて改善を促すことです。相手の成長を願って行う行為で、感情的に「怒る」こととは区別されます。

「叱る」の意味

「叱る」は、目下の者の言動について良くない点や過ちを指摘し、強くとがめて戒めることです。

「怒る」との大きな違いは、その目的にあります。「叱る」は相手の成長や改善を願って行う行為であり、自分の感情を発散させることが目的ではありません。

「叱る」は主に目下の者に対して使う言葉です。親が子どもを、教師が生徒を、上司が部下を注意する場面で使われます。

読み方・表記

「叱る」の読み方「しかる」です。

音読みでは「シツ」と読み、「叱責(しっせき)」「叱咤(しった)」「叱咤激励(しったげきれい)」などの熟語で使われます。

使い方と例文

「叱る」を使った例文
  • 危ないことをした子どもを、母親がしっかり叱った
  • 先生に叱られて、自分の過ちに気づいた。
  • ただ叱るだけでなく、理由を説明することも大切だ。

語源・由来

「叱る」は平安時代から使われている古い言葉です。『落窪物語』(10世紀後半)にも用例が見られます。

漢字の「叱」は、「口」と「七」を組み合わせた形です。「七」には「切る」という意味があり、口で鋭く切り込むように注意するという意味が込められています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「叱る」と「怒る」の違いは?
A
「叱る」は相手の成長を願って注意する行為、「怒る」は自分の感情を発散させる行為です。また「叱る」は目下の者に対してのみ使い、「怒る」は誰に対しても使えます。
Q
「叱る」は目上の人に使える?
A
「叱る」は目下の者に対して使う言葉なので、「上司を叱る」「先輩を叱る」とは言いません。目上の人に意見する場合は「諫める」「意見する」などを使います。