羽根
はね
違いを知る
かんたんに言うと
「羽根」は、鳥の体から抜け落ちた1本1本の羽や、それを加工したもの、またはその形を模した器具・部品を指す言葉です。
「羽根」の意味
「羽根」には主に3つの意味があります。
1. 抜け落ちた1本の羽
鳥の体から抜け落ちた羽を1本1本指すときに使います。「落ちていた羽根を拾う」「鳥の羽根が舞っている」のように使います。
2. 羽を加工したもの
羽を加工した製品を指します。「羽根布団」「羽根ペン」「赤い羽根共同募金の羽根」などがこれにあたります。
3. 羽の形を模した器具・部品
羽の形に似せて作られた器具や部品を指します。「扇風機の羽根」「ヘリコプターの羽根」「風車の羽根」「プロペラの羽根」などがあります。
読み方・表記
「羽根」の読み方は「はね」です。
「羽」と同じ読み方ですが、意味が異なります。「根」は羽の根元(付け根)を意味し、体から抜けて根元が見える状態を表しています。
英語では「羽根」を「feather(フェザー)」と訳します。「羽」が「wing(ウィング=翼)」と訳されることが多いのに対し、「羽根」は1本1本の羽毛を指すfeatherが対応します。
使い方と例文
「羽根」を使った例文
- 赤い羽根共同募金に寄付した。
- 扇風機の羽根にホコリがたまっている。
- お正月に羽根つきを楽しんだ。
- 羽根布団は軽くて暖かい。
- 床に落ちていた羽根を拾った。
語源・由来
「羽根」は「羽」に「根」を加えた言葉です。
鳥の体についているときは羽の根元が皮膚に埋まっていて見えませんが、抜け落ちると根元が露出します。この「根元が見える状態」を表すために「羽根」という表記が生まれました。
やがて、抜け落ちた羽だけでなく、それを加工したものや、羽の形を模した器具・部品にも「羽根」が使われるようになりました。
類語・関連語
よくある質問
Q
「羽根」と「羽」はどう使い分ける?
「羽根」と「羽」はどう使い分ける?
A
「羽」は体についた状態の羽毛や翼を指し、「羽根」は抜け落ちた1本の羽や加工品、羽形の器具を指します。飛行機は翼状なので「羽」、扇風機やヘリコプターは羽形の部品なので「羽根」と書きます。
「羽」は体についた状態の羽毛や翼を指し、「羽根」は抜け落ちた1本の羽や加工品、羽形の器具を指します。飛行機は翼状なので「羽」、扇風機やヘリコプターは羽形の部品なので「羽根」と書きます。
Q
「羽根つき」とは何ですか?
「羽根つき」とは何ですか?
A
羽子板を使って羽根を打ち合う日本の伝統的な遊びです。お正月に行われることが多く、羽根には無患子(ムクロジ)の実に鳥の羽根をつけたものが使われます。
羽子板を使って羽根を打ち合う日本の伝統的な遊びです。お正月に行われることが多く、羽根には無患子(ムクロジ)の実に鳥の羽根をつけたものが使われます。
Q
「赤い羽根」はなぜ「羽」ではなく「羽根」?
「赤い羽根」はなぜ「羽」ではなく「羽根」?
A
「赤い羽根共同募金」の羽根は、鳥の体から抜け落ちた1本の羽を赤く染めて加工したものです。体についた状態ではなく、加工品としての羽なので「羽根」と書きます。
「赤い羽根共同募金」の羽根は、鳥の体から抜け落ちた1本の羽を赤く染めて加工したものです。体についた状態ではなく、加工品としての羽なので「羽根」と書きます。