永い
ながい
違いを知る
かんたんに言うと
「永い」は、時間が限りなく続くこと、永遠に続くことを表す言葉です。「永い眠り」「末永く」のように、時間的な意味でのみ使います。
「永い」の意味
「永い」は、時間に限りをつけないさま、いつまでも続くことを表す言葉です。
「長い」と同じ「ながい」と読みますが、「永い」には永続的・永遠的なニュアンスがあります。「永遠」「永久」「永続」などの熟語と同じ「永」の字を使うことからも、その意味合いが分かります。
空間的な長さには使えず、「永い道」「永い髪」とは書きません。また、「短い」の対義語として使うこともありません。文学作品や詩的な表現で好んで使われます。
読み方・表記
「永い」の読み方は「ながい」です。
音読みでは「エイ」と読み、以下のような熟語で使われます。
- 永遠(えいえん)- いつまでも続くこと
- 永久(えいきゅう)- いつまでも変わらないこと
- 永続(えいぞく)- 長く続くこと
- 永年(えいねん)- 非常に長い年月
同訓異字に「長い」がありますが、「長い」は空間・時間の両方に使える一般的な表記です。
使い方と例文
「永い」を使った例文
- 祖父は静かに永い眠りについた。
- あれから永い年月が流れた。
- どうか末永くお幸せに。
- この作品は後世に永く語り継がれるだろう。
- 永らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
語源・由来
「永」は象形文字で、川の流れが本流から枝分かれして流れ続ける様子を表しています。
水が絶えることなく流れ続けるイメージから、「いつまでも続く」「永遠」という意味を持つようになりました。部首は「水(みず・さんずい)」です。
また「永」は「永字八法(えいじはっぽう)」という書道の基本を学ぶための漢字として有名です。「永」の一文字に、点・横・縦・撇(はらい)・捺(右払い)など、書道の基本的な筆の運びがすべて含まれているためです。
類語・関連語
よくある質問
Q
「永い」と「長い」の違いは?
「永い」と「長い」の違いは?
A
「永い」は時間のみに使い、永遠・永続的なニュアンスがあります。「長い」は空間・時間の両方に使え、より一般的な表記です。空間的な長さには「永い」は使えません。
「永い」は時間のみに使い、永遠・永続的なニュアンスがあります。「長い」は空間・時間の両方に使え、より一般的な表記です。空間的な長さには「永い」は使えません。
Q
「永い眠り」とはどういう意味?
「永い眠り」とはどういう意味?
A
「永い眠り」は死を婉曲的に表現した言葉です。「永遠に続く眠り」=「二度と目覚めない」という意味で、亡くなったことを表します。
「永い眠り」は死を婉曲的に表現した言葉です。「永遠に続く眠り」=「二度と目覚めない」という意味で、亡くなったことを表します。
Q
「永」の音読みは?
「永」の音読みは?
A
音読みは「エイ」です。「永遠(えいえん)」「永久(えいきゅう)」「永続(えいぞく)」などの熟語で使われます。
音読みは「エイ」です。「永遠(えいえん)」「永久(えいきゅう)」「永続(えいぞく)」などの熟語で使われます。