目次
  1. 「ファルセット」の意味と特徴
  2. 「裏声」の意味と特徴
  3. ファルセットとヘッドボイスの違い
  4. 語源・由来
  5. よくある質問
結論

「ファルセット」は裏声の一種で、息を多く含んだ柔らかく繊細な高音のことです。「裏声」は地声と異なる発声法で出す高い声の総称で、ファルセット・ヘッドボイス・ミックスボイスなどを含む広い概念です。つまり裏声 ⊃ ファルセットという関係にあります。

ファルセット

ふぁるせっと
裏声の一種
息が多く繊細な高音

裏声

うらごえ
高音の発声法の総称
地声と異なる出し方
項目 ファルセット 裏声
意味の範囲 裏声の一種(狭義) 高音発声の総称(広義)
声の特徴 息が多い・繊細・柔らかい 種類によって様々
声帯の状態 軽く閉じ、息が漏れる 種類によって異なる
含まれる種類 -(単一の発声法) ファルセット、ヘッドボイス、ミックスボイスなど
語源 イタリア語「仮声」 日本語「裏の声」

「ファルセット」の意味と特徴

「ファルセット」は、息を多く含んだ柔らかく繊細な高音のことです。イタリア語で「仮声」を意味し、地声(本当の声)に対して「仮の声」というニュアンスがあります。

ファルセットの最大の特徴は、息が多く含まれることです。声帯を軽く閉じた状態で発声するため、息が漏れて柔らかい響きになります。透明感があり、囁くような繊細な表現に適しています。

ファルセットの特徴

  • 息が多く、透明感のある音色
  • 柔らかく繊細な響き
  • 喉への負担が少ない
  • バラードや切ない曲で効果的
「ファルセット」を使った例文
  • サビでファルセットに切り替えると雰囲気が変わる。
  • 彼のファルセットは透明感があって美しい。
  • King Gnuの「白日」はファルセットが印象的だ。

「裏声」の意味と特徴

「裏声」は、地声とは異なる発声法で出す高い声の総称です。声帯の振動方法が地声とは異なり、声帯の一部分のみを使って発声します。

裏声にはいくつかの種類があり、ファルセットはその中の一つです。日本語では「裏声」と「ファルセット」が同じ意味で使われることも多いですが、厳密には裏声の方が広い概念です。

裏声の種類

  • ファルセット:息が多く、柔らかい高音
  • ヘッドボイス(頭声):頭に響かせる芯のある高音。オペラなどで使用
  • ミックスボイス:地声と裏声の中間。力強さと柔らかさを兼ね備える
  • ホイッスルボイス:超高音。マライア・キャリーなどが使用
「裏声」を使った例文
  • この曲は裏声を使わないと歌えない。
  • 地声から裏声への切り替えを練習している。
  • 裏声が出せると音域が広がる。

ファルセットとヘッドボイスの違い

裏声の中でも、ファルセットとヘッドボイスはよく比較されます。

項目 ファルセット ヘッドボイス
息の量 多い(息漏れあり) 少ない(息漏れなし)
声の印象 柔らかい・繊細 芯がある・力強い
主な使用ジャンル ポップス・バラード クラシック・オペラ

語源・由来

「ファルセット」の語源

「ファルセット」は、イタリア語の「falsetto」に由来します。「falso(偽の・仮の)」という言葉から派生し、「仮声」という意味です。地声(本当の声)に対して「仮の声」というニュアンスがあります。

「裏声」の語源

「裏声」は日本語で、地声を「表の声」とした場合の「裏の声」という意味です。地声とは異なる、もう一つの声という感覚から名付けられました。

よくある質問

Q
「ファルセット」と「裏声」は同じもの?
A
日常会話では同じ意味で使われることが多いですが、厳密にはファルセットは裏声の一種です。裏声にはヘッドボイスやミックスボイスなども含まれます。
Q
「ミックスボイス」とは何が違う?
A
ミックスボイスは地声と裏声の中間の声で、地声のような力強さと裏声のような柔らかさを兼ね備えています。ファルセットは息が多く繊細な声ですが、ミックスボイスはより芯のある声になります。
Q
ファルセットを使う有名な歌手は?
A
King Gnuの井口理さん、米津玄師さん、平井堅さん、秦基博さんなどがファルセットを効果的に使う歌手として知られています。
Q
「カウンターテナー」とは?
A
カウンターテナーは、ファルセットを鍛え上げて歌うクラシックの歌手のことです。「もののけ姫」を歌った米良美一さんが有名です。