創る
つくる
かんたんに言うと
「創る」は、これまで存在しなかった新しいものを初めて生み出すときに使う表記です。創造性や独創性を強調したいときに使われます。
「創る」の意味
「創る」は新しいものを初めて生み出すことを表します。ゼロの状態から何かを創造するという意味合いがあります。
「創造」「創業」「創刊」「創始」などの熟語に見られるように、「創」には「はじめて」「新しく」という意味が込められています。
有形無形を問わず、これまでにない新しいものが対象であれば「創る」と表現できますが、使われる状況が限られるため、日常ではあまり見かけない表記です。
読み方・表記
「創る」の読み方は「つくる」です。
2010年(平成22年)の常用漢字表改定で「創」に「つくる」の読みが追加されました。それ以前は常用外の読みでしたが、現在は常用漢字として認められています。
音読みでは「ソウ」と読み、以下のような熟語で使われます。
- 創造(そうぞう):新しくつくり出すこと
- 創業(そうぎょう):事業を始めること
- 創刊(そうかん):雑誌などを初めて発行すること
- 創作(そうさく):新しくつくり出すこと
- 独創(どくそう):独自に新しくつくり出すこと
使い方と例文
「創る」を使った例文
- 新しい時代を創るのは若者だ。
- 彼は独自の芸術世界を創り上げた。
- 未来を創るのは私たち自身だ。
- この地域に新しい文化を創りたい。
- 神が世界を創ったと言われている。
- 画期的な商品を創り出した。
語源・由来
「創」は「倉」と「刂(りっとう=刀)」を組み合わせた形声文字です。
もともとは刀で切りつけてできた「傷」を意味していました。「刀で素材に切れ目を入れることは工作の最初の段階」という解釈から、「はじめてつくり出す」という意味が生まれました。
「絆創膏」の「創」が「傷」を意味するのは、この原義に由来しています。
類語・関連語
よくある質問
Q
「創る」は公用文で使える?
「創る」は公用文で使える?
A
2010年の常用漢字表改定で「つくる」の読みが追加されたため使用可能です。ただし、公用文では「作る」が一般的で、「創る」は限定的に使われます。
2010年の常用漢字表改定で「つくる」の読みが追加されたため使用可能です。ただし、公用文では「作る」が一般的で、「創る」は限定的に使われます。
Q
「絆創膏」の「創」は「つくる」の意味?
「絆創膏」の「創」は「つくる」の意味?
A
いいえ、「傷」の意味です。「創」はもともと刀で切りつけてできた傷を意味していました。「絆創膏」は「傷をつなぎ合わせる薬」という意味です。
いいえ、「傷」の意味です。「創」はもともと刀で切りつけてできた傷を意味していました。「絆創膏」は「傷をつなぎ合わせる薬」という意味です。