太陽暦
たいようれき
かんたんに言うと
「太陽暦」(たいようれき)は、地球が太陽の周りを一周する時間を基準にした暦のことです。1年を約365日とし、季節と日付が一致するのが特徴です。
「太陽暦」の意味
「太陽暦」には大きく分けて2つの側面があります。
1. 暦法としての意味
太陽暦は、太陽の運行(正確には地球の公転周期)を基準として1年の長さを定める暦法の総称です。1太陽年は約365.2422日で、これに合わせて平年を365日、閏年を366日として調整します。季節と暦がつねに一致するため、農業の計画や季節行事に適しています。
2. 具体的な暦の種類
歴史上、さまざまな太陽暦が作られてきました。代表的なものとして、古代エジプト暦、ユリウス暦、そして現在世界標準として使われているグレゴリオ暦があります。グレゴリオ暦は400年間に97回の閏年を置き、1年の平均を365.2425日とする非常に精度の高い暦です。
読み方・表記
「太陽暦」の読み方は「たいようれき」です。
「太陽」は太陽(日)を意味し、「暦」は日数の数え方・カレンダーを意味します。英語では “solar calendar” と呼ばれます。
対義語として「太陰暦」(たいいんれき)があり、こちらは月の運行を基準とした暦です。
使い方と例文
「太陽暦」を使った例文
- 明治6年から日本は太陽暦を採用し、西洋と同じ暦で生活するようになった。
- 古代エジプトは世界で最初に太陽暦を用いた文明のひとつとされる。
- 太陽暦では4年に1度の閏年で季節とのずれを調整している。
- 「新暦」とは一般に太陽暦(グレゴリオ暦)のことを指す。
語源・由来
「太陽暦」は、「太陽」+「暦」で成り立つ漢語です。「太陽」は「もっとも大きな陽」すなわち太陽を意味し、陰(月)に対する対語です。
太陽暦の起源は非常に古く、古代エジプトではナイル川の氾濫を予測するために太陽の動きを観測し、紀元前3000年頃には1年を365日とする暦が作られていたとされています。
古代ローマでは紀元前45年にユリウス・カエサルが太陽暦(ユリウス暦)を導入しました。その後、1582年にローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦の誤差を修正してグレゴリオ暦を制定し、これが現在の世界標準となっています。
類語・関連語
よくある質問
Q
「太陽暦」と「新暦」は同じ意味ですか?
「太陽暦」と「新暦」は同じ意味ですか?
A
日本では一般的に「新暦」は太陽暦(グレゴリオ暦)を指します。旧暦(太陰太陽暦)に対して「新しい暦」という意味で使われますが、厳密には太陽暦は暦法の総称で、新暦は日本特有の呼び方です。
日本では一般的に「新暦」は太陽暦(グレゴリオ暦)を指します。旧暦(太陰太陽暦)に対して「新しい暦」という意味で使われますが、厳密には太陽暦は暦法の総称で、新暦は日本特有の呼び方です。
Q
グレゴリオ暦の閏年はどのように決まりますか?
グレゴリオ暦の閏年はどのように決まりますか?
A
「4で割り切れる年は閏年」が基本です。ただし「100で割り切れる年は平年」「400で割り切れる年は閏年」という例外があります。例えば2000年は閏年ですが、1900年は平年でした。
「4で割り切れる年は閏年」が基本です。ただし「100で割り切れる年は平年」「400で割り切れる年は閏年」という例外があります。例えば2000年は閏年ですが、1900年は平年でした。