テコンドー
てこんどー
目次
  1. 「テコンドー」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「テコンドー」(てこんどー)は、韓国発祥の武道で、華麗な蹴り技を最大の特徴とする打撃系格闘技です。漢字では「跆拳道」と書き、2000年からオリンピック正式種目になっています。

「テコンドー」の意味

「テコンドー」には主に以下の意味があります。

1. 武道としてのテコンドー

1955年に韓国の崔泓熙(チェ・ホンヒ)によって命名された武道で、足技(蹴り)を中心とした打撃技術の体系です。型(トゥル/プムセ)と組手(キョルギ)を二本柱とし、礼節や精神修養も重視します。世界206か国以上に普及する国際的な武道です。

2. 競技としてのテコンドー

2000年のシドニーオリンピックから正式種目に採用されているオリンピック競技です。電子防具を着用し、蹴り技を中心にポイントを争います。頭部への蹴りや回転技に高得点が設定されており、スピーディーで華やかな試合展開が特徴です。

読み方・表記

「テコンドー」はカタカナ表記が一般的です。漢字では「跆拳道」と書きます。

韓国語の発音は「テクォンド」に近いですが、日本語では「テコンドー」と表記・発音するのが定着しています。漢字の意味は「跆」が足で踏む・蹴る、「拳」が拳で突く、「道」が精神的な道です。

使い方と例文

「テコンドー」を使った例文
  • テコンドーはオリンピック正式種目として世界中で人気がある。
  • 彼女はテコンドーの華麗な上段回し蹴りで金メダルを獲得した。
  • 韓国では子どもの体力づくりとしてテコンドーを習う家庭が多い。
  • テコンドーの試合では電子防具が打撃を自動検知する。

語源・由来

「テコンドー」は韓国語で「跆拳道(テクォンド)」と書き、その語源は漢字の意味にあります。「跆(テ)」は足で踏む・蹴ること、「拳(クォン)」は拳で突くこと、「道(ド)」は道・精神修養を意味します。

この名称は1955年4月11日に正式に採用されました。崔泓熙は日本留学中に松濤館空手を学び、帰国後に韓国軍で武道教育を行う中で、空手の技術を基盤としつつ独自の体系を築きました。韓国古来の武術であるテッキョン(足技中心の伝統武術)の要素も取り入れたとされ、特に蹴り技を大幅に発展させた点が特徴です。

国際組織としてはITF(1966年設立)とWT(旧WTF、1973年設立)の二つがあり、オリンピックで採用されているのはWTのルールです。

類語・関連語

よくある質問

Q
「テコンドー」の「跆」はどういう意味ですか?
A
「跆」は足で踏む・蹴るという意味の漢字です。テコンドーが足技を最も重視する武道であることを、名前そのものが表しています。
Q
「テコンドー」のWTとITFの違いは何ですか?
A
WT(ワールドテコンドー)はオリンピック採用のスポーツ志向の組織で、電子防具によるポイント制の試合を行います。ITF(国際テコンドー連盟)は創始者・崔泓熙が設立した組織で、より武道的・伝統的な稽古体系を重視しています。型の名称や試合ルールも異なります。
Q
「テコンドー」の段位制度はありますか?
A
はい。空手や柔道と同様に帯の色で段級位を示す制度があります。白帯から始まり、級位を経て黒帯(有段者)になります。WTでは1段から9段まであり、最高段位の9段は名誉段と位置づけられています。
佐藤文哉
この記事の監修者 佐藤文哉 編集長 / ライター歴15年