愚鈍
ぐどん
かんたんに言うと
「愚鈍」は、頭の働きや動作が鈍く、のろいことを意味する言葉です。知性や反応の遅さを表す、やや堅い表現です。
「愚鈍」の意味
「愚鈍」は、以下のような状態を表す言葉です。
- 頭の回転が遅く、物事の理解に時間がかかる
- 動作や反応がのろい
- 機転が利かず、鈍感である
「愚」は「おろか」、「鈍」は「にぶい」を意味し、両方を重ねることで「頭も動作も鈍い」という意味を強調しています。
人の性質や様子を批判的に表現する言葉であり、褒め言葉としては使いません。
読み方・表記
「愚鈍」の読み方は「ぐどん」です。
「愚」は音読みで「グ」、「鈍」は音読みで「ドン」と読みます。どちらも中国由来の漢語読みです。
使い方と例文
「愚鈍」を使った例文
- 彼は愚鈍に見えるが、実は慎重に考えているだけだ。
- 愚鈍な動きで笑いを誘う道化役を見事に演じた。
- 周囲からは愚鈍と思われていたが、最後には大きな成功を収めた。
語源・由来
「愚鈍」は漢語に由来する言葉です。
「愚」は「おろかなこと」「知恵が足りないこと」を意味する漢字で、心を表す「心」と音を表す「禺」から成り立っています。
「鈍」は「刃物の切れ味が悪い」という意味から転じて、「動きや頭の働きがにぶい」という意味で使われるようになりました。
この2つを組み合わせた「愚鈍」は、中国の古典にも見られる古い言葉で、日本でも平安時代から使用されています。
類語・関連語
よくある質問
Q
「愚鈍」と「鈍感」の違いは何ですか?
「愚鈍」と「鈍感」の違いは何ですか?
A
「愚鈍」は頭の働きや動作全般が鈍いことを指します。一方「鈍感」は感覚や感情の反応が鈍いことを指し、知性の問題とは限りません。「鈍感力」のように肯定的に使われることもあります。
「愚鈍」は頭の働きや動作全般が鈍いことを指します。一方「鈍感」は感覚や感情の反応が鈍いことを指し、知性の問題とは限りません。「鈍感力」のように肯定的に使われることもあります。
Q
「愚鈍」は人に対して使うと失礼ですか?
「愚鈍」は人に対して使うと失礼ですか?
A
はい、批判的なニュアンスを含む言葉なので、人に対して直接使うと失礼にあたります。小説や評論などの文章で客観的に描写する場合や、自分を謙遜して言う場合に使われることが多いです。
はい、批判的なニュアンスを含む言葉なので、人に対して直接使うと失礼にあたります。小説や評論などの文章で客観的に描写する場合や、自分を謙遜して言う場合に使われることが多いです。