起こす
おこす
目次
  1. 「起こす」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「起こす」は、横になっているものを立たせる、眠っている人を起床させる、何かを発生させるなど、非常に多くの意味を持つ基本的な動詞です。

「起こす」の意味

「起こす」は日本語の基本動詞の一つで、多様な意味を持ちます。

横になっているものを立たせる

倒れている人や物を立てる、体を起き上がらせることを表します。「転んだ子を起こす」「体を起こす」のように使います。

目を覚まさせる

眠っている人を起床させることを表します。「朝6時に起こして」のように使います。

何かを発生させる

事件・事故・問題などを生じさせることを表します。「事故を起こす」「問題を起こす」のように使います。

動作・行動を始める

行動を開始することを表します。「行動を起こす」「訴訟を起こす」のように使います。

エネルギーを生み出す

電気・熱・風などを発生させることを表します。「電気を起こす」「風を起こす」のように使います。

読み方・表記

「起こす」の読み方は「おこす」です。「起す」と送りがなを省略して書くこともあります。

自動詞「起きる」との関係

「起こす」は他動詞で、対応する自動詞は「起きる」です。

  • 起こす(他動詞):誰かが何かを立たせる・発生させる
  • 起きる(自動詞):自然と立ち上がる・発生する

使い方と例文

「起こす」を使った例文
  • ベッドから体を起こして、カーテンを開けた。
  • 寝坊しないように、明日は早めに起こしてね。
  • 不注意で交通事故を起こしてしまった。
  • 問題解決のために行動を起こすべきだ。
  • 水力発電で電気を起こす仕組みを学んだ。

よく使われる表現

  • 事故を起こす:事故を発生させる
  • 行動を起こす:行動を開始する
  • 訴訟を起こす:裁判を始める
  • 奇跡を起こす:奇跡を実現させる
  • 波風を起こす:もめ事を生じさせる

語源・由来

「起」は会意形声文字で、「走」と「己」から成ります。

「走」は走る動作、「己」は曲がった形を表し、かがんだ状態から立ち上がる動作を意味します。ここから「立ち上がる」「始まる」「発生する」という意味が生まれました。

「起」を使った熟語には「起立」「起床」「起源」「起業」「蜂起」などがあり、いずれも「立ち上がる」「始まる」という意味が含まれています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「起こす」と「起す」どちらが正しい?
A
どちらも正しい表記です。現代では「起こす」と送りがなを付けるのが一般的ですが、「起す」と省略しても間違いではありません。
Q
「起こす」の対義語は?
A
意味によって異なります。「立たせる」の対義語は「倒す」「寝かす」、「目覚めさせる」の対義語は「寝かしつける」、「発生させる」の対義語は「収める」「鎮める」などです。
Q
「火を起こす」と「火を熾す」の違いは?
A
「熾す」は炭火などに火をつける専用の漢字ですが、常用漢字ではないため、現代では「火を起こす」と書くのが一般的です。意味は同じです。
佐藤文哉
この記事の監修者 佐藤文哉 編集長 / ライター歴15年