軋轢
あつれき
かんたんに言うと
「軋轢」は、人間関係がぎくしゃくして仲が悪くなることです。車輪がきしむ様子から転じた言葉で、対立や摩擦を表します。
「軋轢」の意味
「軋轢」とは、人と人との間で関係がこじれ、仲が悪くなることです。
もともとは車輪がきしむ(ギシギシと音を立てる)様子を表す言葉で、そこから転じて、人間関係における摩擦や対立を意味するようになりました。組織内の対立や、国家間の緊張関係など、さまざまな場面で使われます。
読み方・表記
「軋轢」の読み方は「あつれき」です。
どちらも「車」へんの漢字で、車輪に関係する意味を持っています。
漢字の成り立ち
- 軋:車輪がきしむこと、ギシギシと音を立てること
- 轢:車輪で踏みつけること、ひくこと
車輪がきしみながら地面を踏みつける様子から、物事がスムーズに進まない、摩擦が生じるという意味が生まれました。
使い方と例文
「軋轢」を使った例文
- 部署間の軋轢が業務に支障をきたしている。
- 新しい方針をめぐって、経営陣と現場の間に軋轢が生じた。
- 両国の軋轢は長年にわたって続いている。
- 余計な軋轢を避けるため、言葉を選んで話した。
よく使われる表現
- 軋轢が生じる:対立関係が発生する
- 軋轢を生む:摩擦を引き起こす
- 軋轢を避ける:対立を回避する
「確執」との違い
「軋轢」と「確執」はどちらも人間関係の悪化を表しますが、ニュアンスが異なります。
- 軋轢:関係がぎくしゃくすること。一時的な摩擦や緊張状態を含む
- 確執:互いに自分の意見を譲らず対立すること。より根深い対立を指す
「軋轢」は関係の悪化全般を指し、「確執」はより深刻で長期的な対立に使われる傾向があります。
語源・由来
「軋轢」は中国語に由来する言葉です。
古代中国では、車輪がきしむ音や、車輪が地面を踏みつける様子を「軋轢」と表現しました。スムーズに回らない車輪のように、物事がうまく進まない、人間関係がぎくしゃくするという比喩的な意味で使われるようになりました。
類語・関連語
よくある質問
Q
「軋轢」の「轢」は「轢く」と同じ?
「軋轢」の「轢」は「轢く」と同じ?
A
はい、同じ漢字です。「轢く(ひく)」は車輪で踏みつけるという意味で、「軋轢」でも車輪が地面を踏む様子を表しています。
はい、同じ漢字です。「轢く(ひく)」は車輪で踏みつけるという意味で、「軋轢」でも車輪が地面を踏む様子を表しています。
Q
「軋轢」は悪い意味だけ?
「軋轢」は悪い意味だけ?
A
基本的には人間関係の悪化を指すネガティブな言葉です。ただし「軋轢を避ける」「軋轢を解消する」のように、問題を回避・解決する文脈でも使われます。
基本的には人間関係の悪化を指すネガティブな言葉です。ただし「軋轢を避ける」「軋轢を解消する」のように、問題を回避・解決する文脈でも使われます。