尋ねる
たずねる
かんたんに言うと
「尋ねる」は、分からないことを人に質問する、または所在の分からないものを探し求めるという意味の動詞です。
「尋ねる」の意味
「尋ねる」には主に2つの意味があります。
1. 質問する・問う
分からないことや知りたいことを人に聞くという意味です。「道を尋ねる」「名前を尋ねる」「意見を尋ねる」のように使います。
2. 探し求める・捜索する
所在が分からないものや人を探すという意味です。「行方を尋ねる」「消息を尋ねる」「根源を尋ねる」のように使います。
読み方・表記
「尋ねる」の読み方は「たずねる」です。
「尋」の音読みは「ジン」で、以下のような熟語で使われます。
- 尋常(じんじょう)- 普通であること
- 尋問(じんもん)- 問いただすこと
- 千尋(せんじん)- 非常に深いこと
なお、同じ「たずねる」と読む漢字に「訪ねる」「訊ねる」がありますが、意味が異なります。「訪ねる」は訪問する意味、「訊ねる」は問いただす意味(常用漢字外)です。
使い方と例文
「尋ねる」を使った例文
- 交番で駅への道を尋ねた。
- 面接官に志望動機を尋ねられた。
- 行方不明の猫の消息を尋ねて回った。
- 事件の真相を尋ねるために取材を続けた。
- 不明な点があれば、お気軽にお尋ねください。
敬語表現
「尋ねる」の敬語表現には以下のようなものがあります。
- お尋ねする(謙譲語)- 自分が質問するとき
- お尋ねになる(尊敬語)- 相手が質問するとき
- お尋ねください(尊敬語)- 質問を促すとき
ビジネスシーンでは「お尋ねします」「お尋ねしてもよろしいでしょうか」などの表現がよく使われます。
語源・由来
「尋」は、両手を広げてものを引き寄せる動作を表した会意文字です。
上部の「ヨ」は右手、下部の「寸」は左手を表し、両手を伸ばして探り求める様子から「さがし求める」「問う」という意味が生まれました。また、両手を広げた長さ(約1.8メートル=八尺)を表す長さの単位としても使われていました。「千尋の谷」などの表現はこの用法に由来します。
類語・関連語
よくある質問
Q
「尋ねる」と「聞く」の違いは何ですか?
「尋ねる」と「聞く」の違いは何ですか?
A
「尋ねる」は改まった表現で、知りたいことを積極的に問いかけるニュアンスがあります。「聞く」は日常的な表現で、単に質問する場合や音声を耳にする場合にも使います。
「尋ねる」は改まった表現で、知りたいことを積極的に問いかけるニュアンスがあります。「聞く」は日常的な表現で、単に質問する場合や音声を耳にする場合にも使います。
Q
「尋ねる」の謙譲語は何ですか?
「尋ねる」の謙譲語は何ですか?
A
「お尋ねする」「伺う」が謙譲語です。ビジネスシーンでは「お尋ねしてもよろしいでしょうか」「伺ってもよろしいでしょうか」などと使います。
「お尋ねする」「伺う」が謙譲語です。ビジネスシーンでは「お尋ねしてもよろしいでしょうか」「伺ってもよろしいでしょうか」などと使います。
Q
「尋」の音読みは何ですか?
「尋」の音読みは何ですか?
A
「ジン」と読みます。「尋問(じんもん)」「尋常(じんじょう)」などの熟語で使われます。
「ジン」と読みます。「尋問(じんもん)」「尋常(じんじょう)」などの熟語で使われます。