かつ
かつ
目次
  1. 「かつ」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「かつ」は、複数の条件や状態が同時に成り立つことを表す接続詞です。「Aであり、かつBである」のように、両方の条件を満たすことを示します。

「かつ」の意味

「かつ」には主に以下の意味があります。

1. 条件の両立
複数の条件がすべて同時に成り立つことを表します。「Aであり、かつ、Bである」という形で、両方の条件を満たす必要があることを示します。英語の “and” に相当しますが、特に条件の併存を強調する場面で使われます。

2. 「その上」「さらに」の意味
「加えて」「同時に」というニュアンスで、前の内容に付け加える場合にも使われます。

読み方・表記

「かつ」の読み方「かつ」です。漢字では「且つ」と書きます。

法律文書や公用文では、ひらがなの「かつ」が一般的です。漢字の「且つ」も使われますが、公用文作成の要領ではひらがな表記が推奨されています。

「且」の音読みは「ショ」「ソ」で、以下のような熟語で使われます。

  • 且つ(かつ)- その上、同時に
  • 尚且つ(なおかつ)- その上さらに

使い方と例文

「かつ」を使った例文
  • この製品は安価であり、かつ耐久性に優れている。
  • 申請者は20歳以上であり、かつ日本国内に住所を有する者とする。
  • 返済を3か月以上怠り、かつ督促にも応じない場合は契約を解除する。
  • 彼は経験豊富であり、かつ指導力もある。
  • 迅速かつ正確な対応が求められる。

語源・由来

「且」は、祭壇や供物を置く台の形を表した象形文字です。祭壇の上に物を重ねて置く様子から、「その上に」「さらに」という意味が生まれました。

「且つ」として接続詞になったのは、「加えて」「重ねて」というニュアンスが、条件の両立を表す用法へと発展したためと考えられます。

類語・関連語

よくある質問

Q
「かつ」は漢字とひらがな、どちらで書くべきですか?
A
公用文や法律文書ではひらがなの「かつ」が一般的です。「且つ」と漢字で書くこともありますが、読みやすさの観点からひらがなが推奨されています。
Q
「かつ」の前後に読点は必要ですか?
A
法律文書では「〜であり、かつ、〜である」のように前後に読点を入れることが多いです。「迅速かつ正確」のように短い形容詞をつなぐ場合は読点なしで書くこともあります。
Q
「尚且つ」とはどういう意味ですか?
A
「尚且つ(なおかつ)」は「その上さらに」「それでもなお」という意味で、「かつ」をさらに強調した表現です。「彼は優秀であり、尚且つ謙虚でもある」のように使います。