若しくは
もしくは
かんたんに言うと
「若しくは」は、複数の選択肢から一つを選ぶことを表す接続詞で、「AかBか」という意味です。法律文書では「又は」よりも小さな括りの選択に使います。
「若しくは」の意味
「若しくは」には主に以下の意味があります。
1. 選択の接続詞
複数の事柄から一つを選ぶ場面で使います。「AかBか」「AでなければB」という意味で、「又は」と同様に英語の “or” に相当します。
2. 法令用語としての用法
法律文書や契約書では、「又は」で結ばれたグループ内の選択肢を接続する際に使用します。「又は」よりも小さな括りの選択を表します。
読み方・表記
「若しくは」の読み方は「もしくは」です。
法律文書や公用文では漢字で「若しくは」と表記するのが一般的ですが、一般的な文書では「もしくは」とひらがなで書くこともあります。
「若」の音読みは「ジャク」「ニャク」で、以下のような熟語で使われます。
- 若干(じゃっかん)- いくらか、少し
- 若年(じゃくねん)- 年が若いこと
- 老若(ろうにゃく)- 老人と若者
- 若輩(じゃくはい)- 年が若く経験が浅い人
使い方と例文
「若しくは」を使った例文
- 電話若しくはFAX又は電子メールでご連絡ください。
- 取締役若しくは監査役又は執行役員が出席する。
- 現金若しくは小切手又はクレジットカードで支払う。
- 本人若しくは配偶者又は代理人が届け出る。
- 口頭若しくは書面により、又は電磁的方法により通知する。
語源・由来
「若しくは」は、「若し(もし)」という仮定を表す語に、接続助詞「く」と係助詞「は」が付いた形です。
「若」は、もともと「柔らかい」「しなやかな」という意味を持つ字で、そこから「若い」という意味が生まれました。また、「若」には「もし〜ならば」という仮定の意味もあり、この用法から「若しくは」が選択の接続詞として発展しました。
「若しそうでなければ」「もし別の選択をするならば」というニュアンスが、選択を表す接続詞へとつながっています。
類語・関連語
よくある質問
Q
「若しくは」は日常会話で使いますか?
「若しくは」は日常会話で使いますか?
A
日常会話ではあまり使いません。やや堅い表現なので、法律文書・契約書・公用文・フォーマルな文書で使われることが多いです。日常会話では「または」「あるいは」などを使うのが自然です。
日常会話ではあまり使いません。やや堅い表現なので、法律文書・契約書・公用文・フォーマルな文書で使われることが多いです。日常会話では「または」「あるいは」などを使うのが自然です。
Q
「若しくは」だけを単独で使えますか?
「若しくは」だけを単独で使えますか?
A
法令用語としては、原則として「又は」との組み合わせで使います。多段階の選択がある場合に、小さい括りの選択に「若しくは」、大きい括りの選択に「又は」を使います。
法令用語としては、原則として「又は」との組み合わせで使います。多段階の選択がある場合に、小さい括りの選択に「若しくは」、大きい括りの選択に「又は」を使います。
Q
「若」の読み方は「もし」以外にありますか?
「若」の読み方は「もし」以外にありますか?
A
「わか(い)」という訓読みと、「ジャク」「ニャク」という音読みがあります。「若年(じゃくねん)」「老若(ろうにゃく)」などの熟語で使われます。
「わか(い)」という訓読みと、「ジャク」「ニャク」という音読みがあります。「若年(じゃくねん)」「老若(ろうにゃく)」などの熟語で使われます。