及び
および
目次
  1. 「及び」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「及び」は、複数の事柄を並列してつなげる接続詞で、「AとB」「AもBも」という意味です。英語の “and” に相当します。

「及び」の意味

「及び」には主に以下の意味があります。

1. 並列の接続詞
複数の事柄を対等に並べて接続する働きをします。「AとB」「AもBも両方」という意味で、英語の “and” に相当します。

2. 法令用語としての用法
法律文書や契約書では、同じレベルの事柄を接続する際に使用します。接続が多段階になる場合は、小さい括りの接続に「及び」を使います。

読み方・表記

「及び」の読み方「および」です。

法律文書や公用文では漢字で「及び」と表記するのが一般的ですが、一般的な文書では「および」とひらがなで書くこともあります。

「及」の音読みは「キュウ」で、以下のような熟語で使われます。

  • 及第(きゅうだい)- 試験に合格すること
  • 言及(げんきゅう)- 言葉で触れること
  • 追及(ついきゅう)- 追い詰めて問いただすこと
  • 波及(はきゅう)- 影響が広がること

使い方と例文

「及び」を使った例文
  • 参加者は保護者及び生徒を対象とする。
  • 本規及び関連規程を遵守してください。
  • 氏名、生年月日及び住所を記入すること。
  • 及び乙は、互いに誠実に義務を履行する。
  • 書類の作成及び提出は期日までに完了させる。

語源・由来

「及」は、前を行く人に後ろから手を伸ばして追いつこうとする様子を表した会意文字です。そこから「届く」「達する」「追いつく」という意味が生まれました。

「〜に及ぶ」(達する)という用法から、「〜にまで範囲が達する」「〜も含めて」というニュアンスが生じ、並列を表す接続詞として定着しました。

類語・関連語

よくある質問

Q
「及び」は漢字とひらがな、どちらで書くべきですか?
A
法律文書・契約書・公用文では漢字の「及び」が標準です。一般的なビジネス文書では「および」とひらがなで書くこともあります。
Q
「及び」の前にカンマや読点は必要ですか?
A
2つの事柄を並べる場合は「A及びB」と読点なしで書きます。3つ以上並べる場合は「A、B及びC」のように、最後の「及び」の前以外に読点を入れます。
Q
「及び」の音読みは何ですか?
A
「キュウ」と読みます。「及第(きゅうだい)」「言及(げんきゅう)」「波及(はきゅう)」などの熟語で使われます。