撞く
つく
目次
  1. 「撞く」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「撞く」は、鐘を打ち鳴らすときに使う言葉です。「撞木(しゅもく)」という道具で梵鐘などを打つことを表し、除夜の鐘を「撞く」などの表現で使われます。

「撞く」の意味

「撞く」は、鐘や梵鐘を撞木で打ち鳴らすことを表します。

鐘を打ち鳴らす

寺院の梵鐘などを、撞木(しゅもく)と呼ばれる道具で打って音を鳴らすことを表します。「鐘を撞く」「除夜の鐘を撞く」などがこの用法です。

ビリヤードで球を打つ

ビリヤードのことを「撞球(どうきゅう)」と呼びます。キューで球を打つ動作にこの漢字が使われることもありますが、一般的には「突く」と書くことが多いです。

読み方・表記

「撞く」の読み方「つく」です。

「撞」は人名用漢字で、常用漢字ではありません。そのため一般的な文章では「鐘を突く」「鐘をつく」と書かれることもありますが、寺院や仏教関連の文章では「鐘を撞く」と書くのが正式とされています。

音読みでは「ドウ」「トウ」「シュ」と読み、以下のような熟語で使われます。

  • 撞木(しゅもく)- 鐘を打ち鳴らす棒
  • 撞球(どうきゅう)- ビリヤード
  • 撞着(どうちゃく)- つじつまが合わないこと

使い方と例文

「撞く」を使った例文
  • 大晦日に除夜の鐘を撞きに行く。
  • 僧侶が撞木で大きな梵鐘を撞いた
  • 鐘を撞く前に合掌するのがマナーだ。
  • 知恩院の大鐘は17人がかりで撞くことで知られる。

語源・由来

「撞」という漢字は、「手(てへん)」と「童」から成る形声文字です。

「童」が音を表し、「手」が意味を表しています。「棒の先で打つ」「突き当てる」という意味を持ち、特に鐘を打ち鳴らす道具「撞木」との関連で使われるようになりました。

なお、「撞木」はもともと「鐘木(しゅもく)」と書いていましたが、「鐘」の呉音「シュ」が使われなくなるにつれ、意味を表す「撞」の字が当てられるようになりました。

類語・関連語

よくある質問

Q
「撞木(しゅもく)」とは?
A
鐘を打ち鳴らすための道具です。梵鐘を打つ太い丸太状のものや、鉦(しょう)を打つT字型のものがあります。「シュモクザメ」はこのT字型の撞木に頭の形が似ていることから名付けられました。
Q
「撞着(どうちゃく)」とはどういう意味?
A
つじつまが合わないこと、矛盾することを意味します。「自家撞着」は自分の言動が前後で矛盾していることを表す四字熟語です。もともと「ぶつかり合う」という意味から派生しました。