殿
どの
目次
  1. 「殿」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「殿」は、目上の人から目下の人に対して使う敬称です。社内文書や公用文、辞令、賞状などで使われますが、現在は「様」で代用するのが一般的です。

「殿」の意味

「殿」個人に対して使う敬称で、主に目上の人から目下の人に対して使います。

「様」が立場を問わず使えるのに対し、「殿」は使う方向が限定されています。そのため、使い方を間違えると相手に失礼になることがあります。

読み方・表記

「殿」の読み方は「どの」です。「との」と読むこともあります。

書き言葉専用の表現なので、口頭では使いません。会話で「○○殿」と呼ぶことはありません。

使い方と例文

「殿」は、役職名や個人名の後ろにつけて使います。「様」と違い、役職名にもつけられるのが特徴です。

「殿」を使った例
  • 人事部 佐藤花子 殿(社内文書)
  • 営業部長 殿(辞令・社内通達)
  • 山田太郎 殿(賞状・表彰状)
  • × 株式会社○○ 田中様 殿(社外には使わない)

語源・由来

「殿」はもともと「御殿(ごてん)」のように、貴人の住む建物を指す言葉でした。それが転じて、その建物に住む人への敬称として使われるようになりました。

昭和27年の国語審議会で「公用文の『殿』も『様』に統一されることが望ましい」とされましたが、官公庁や社内文書では慣習的に使われ続けています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「殿」は目上の人に使える?
A
使えません。「殿」は目上から目下に対して使う敬称です。目上の人や社外の人には「様」を使いましょう。
Q
「殿」と「様」はどちらが丁寧?
A
丁寧さの違いではなく、使う方向の違いです。「殿」は目上から目下へ、「様」は誰にでも使えます。迷ったら「様」を使えば失礼になりません。