リフレ
りふれ
目次
  1. 「リフレ」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「リフレ」は、デフレから脱却し、まだインフレには達していない中間の経済状態のことです。また、デフレ脱却を目指す経済政策(リフレ政策)を指すこともあります。

「リフレ」の意味

「リフレ」は「リフレーション(reflation)」の略で、主に2つの意味があります。

1. 経済の状態としてのリフレ
景気循環の過程で、デフレーション(物価下落)から脱却したが、まだ本格的なインフレーション(物価上昇)には達していない中間の状態を指します。物価が緩やかに上昇し、経済活動が活発化しつつある状況です。

2. 経済政策としてのリフレ
デフレ状態を脱却するために、金融緩和や財政出動を行って意図的にインフレを起こそうとする政策を指します。「リフレ政策」「リフレーション政策」とも呼ばれ、この政策を推進する立場を「リフレ派」といいます。

日本語では「通貨再膨張」と訳されることもあります。

読み方・表記

「リフレ」の読み方「りふれ」です。正式名称は「リフレーション」で、日常的には省略形の「リフレ」が広く使われます。

関連する用語として、以下のようなものがあります。

  • リフレ政策 – デフレ脱却を目指す金融・財政政策
  • リフレ派 – リフレ政策を推進する経済学者・エコノミスト
  • 反リフレ派 – リフレ政策に反対する立場
  • インフレターゲット – 物価上昇率の目標を定める政策

使い方と例文

「リフレ」を使った例文
  • 日本経済はようやくデフレを脱し、リフレの兆しが見えてきた。
  • リフレ政策によって、物価上昇率2%の達成を目指す。
  • リフレ派の経済学者が政府の政策ブレーンに就任した。
  • 大胆な金融緩和はリフレ派の主張に沿ったものだ。
  • リフレと反リフレ派の論争は長年続いている。

語源・由来

「リフレーション(reflation)」は英語で、「re-(再び)」と「inflation(インフレーション)」を組み合わせた合成語です。直訳すると「再インフレ」「再膨張」となります。

この言葉は1930年代のアメリカで生まれました。1929年の世界恐慌後、深刻なデフレ不況からの脱出を図る政策を表現するために、経済学者アーヴィング・フィッシャーらが提唱したとされています。

日本では、バブル崩壊後の長期デフレを背景に、2000年代以降「リフレ派」の主張が注目されるようになりました。2012年に発足した第二次安倍政権の経済政策「アベノミクス」は、リフレ政策の代表例として知られています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「リフレ」は経済用語以外の意味もある?
A
はい。「リフレクソロジー(反射療法)」の略として「リフレ」と呼ばれることもあります。足裏マッサージなどの施術を指す場合は、こちらの意味です。文脈で判断しましょう。
Q
「リフレ派」とは何を主張している?
A
デフレ脱却のために、中央銀行が大量の資金を供給する金融緩和政策が必要だと主張しています。インフレ目標(年2%など)を設定し、達成するまで緩和を続けるべきという立場です。
Q
「リフレーション」の読み方は?
A
「りふれーしょん」と読みます。英語の「reflation」をカタカナ読みしたもので、略称の「リフレ(りふれ)」が一般的に使われます。