円高
えんだか
目次
  1. 「円高」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「円高」は、外貨に対して日本円の価値が高くなることです。例えば「1ドル=100円」が「1ドル=80円」になると、同じ円でより多くのドルが買えるようになるため、円高といいます。

「円高」の意味

「円高」は、外国通貨に対して円の相対的な価値が上昇することを指します。為替レートで見ると、「1ドル=○○円」の数字が小さくなる方向への変化が円高です。

1. 経済学的な意味
円の購買力が外貨に対して高まった状態を指します。同じ額の円で、より多くの外貨や外国製品を購入できるようになります。

2. 日常的な理解
「1ドル=100円」が「1ドル=80円」になると、数字は減っていますが、これは1ドルを手に入れるために必要な円が100円から80円に減った、つまり円の価値が上がった(円高)ということです。

読み方・表記

「円高」の読み方「えんだか」です。「円」と「高」をそのまま組み合わせた言葉です。

関連する用語として、以下のようなものがあります。

  • 円高ドル安 – 円が高くドルが安い状態
  • 円高進行 – 円高が進んでいること
  • 円高是正 – 円高を修正すること
  • 超円高 – 極端な円高状態

使い方と例文

「円高」を使った例文
  • 円高が進み、為替レートは1ドル=80円台となった。
  • 円高の影響で、海外旅行の費用が抑えられた。
  • 輸出企業は円高による業績悪化を懸念している。
  • 政府は急激な円高に対して為替介入を実施した。
  • 円高を追い風に、海外企業の買収が増加した。

語源・由来

「円高」は日本語の造語で、「円の価値が高い」という意味をそのまま表現しています。

「高」は価値や価格が高いことを意味し、株式市場の「高値」と同じ使い方です。為替市場において、円の相対的な価値が上昇した状態を「高い」と表現したことから「円高」という言葉が生まれました。

戦後の固定相場制(1ドル=360円)から1973年に変動相場制に移行して以降、「円高・円安」という言葉が日常的に使われるようになりました。過去最高の円高は2011年10月31日の1ドル=75円32銭でした。

類語・関連語

よくある質問

Q
なぜ数字が小さくなるのに「円高」?
A
「1ドル=○○円」という表示は「1ドルを買うのに必要な円の額」を示しています。必要な円が減る=同じ円でより多くのドルが買える=円の価値が高い、と考えると理解しやすくなります。
Q
円高のメリットは?
A
輸入品の価格が下がる、海外旅行がお得になる、海外企業の買収がしやすくなるなどのメリットがあります。
Q
円高のデメリットは?
A
輸出企業の業績が悪化しやすい、外貨建て資産の円換算価値が目減りする、訪日外国人にとって日本旅行が割高になるなどのデメリットがあります。