敷金
しききん
目次
  1. 「敷金」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「敷金」は、賃貸物件を借りる際に大家さんに預けるお金のことです。家賃滞納や退去時の修繕費用に備えた担保で、退去時に残額が返金されます。

「敷金」の意味

「敷金」とは、賃貸借契約を結ぶ際に、借主(賃借人)が大家さん(賃貸人)に預けるお金のことです。

2020年の民法改正により、敷金は以下のように定義されました。

「いかなる名目によるかを問わず、賃料債務その他の賃貸借に基づいて生ずる賃借人の賃貸人に対する金銭の給付を目的とする債務を担保する目的で、賃借人が賃貸人に交付する金銭」(民法622条の2)

簡単に言えば、家賃の滞納や部屋の損傷があった場合に備えて、あらかじめ預けておく保証金のような役割を果たします。

読み方・表記

「敷金」の読み方「しききん」です。

「敷」は音読みで「フ」、訓読みで「しく」と読みます。「金」は音読みで「キン」「コン」、訓読みで「かね」と読みます。

以下のような関連語があります。

  • 敷金返還(しききんへんかん)- 退去時に敷金が返されること
  • 敷金精算(しききんせいさん)- 退去時に敷金の残額を計算すること
  • 敷金トラブル(しききんとらぶる)- 敷金返還に関する貸主借主間の紛争

使い方と例文

「敷金」を使った例文
  • この物件は敷金が家賃2ヶ月分必要だ。
  • 退去時に敷金がほぼ全額返ってきた。
  • 敷金から原状回復費用を差し引かれた。
  • 敷金ゼロの物件を探している。
  • 敷金返還をめぐってトラブルになった。

語源・由来

「敷金」の「敷く」には「下に置く」「基礎とする」という意味があります。契約の担保として「敷いておくお金」という意味から名付けられたとされています。

敷金の起源は江戸時代にさかのぼり、当時は「持参金」と呼ばれていました。借家人が大家に預けるお金として、すでに江戸時代から存在していた慣習です。

2020年の民法改正により、敷金の定義や返還ルールが明文化され、借主の保護が強化されました。

類語・関連語

よくある質問

Q
「敷金」の相場はどのくらいですか?
A
一般的には家賃の1〜2ヶ月分が相場です。地域や物件によって異なり、敷金ゼロの物件もあります。
Q
「敷金」と「保証金」は同じ意味ですか?
A
ほぼ同じ意味で使われます。関東地方では「敷金」、関西地方では「保証金」と呼ぶことが多いですが、法的な性質は同じです。
Q
「敷金」はいつ返金されますか?
A
退去後、原状回復費用などを精算した後に返金されます。通常は退去から1〜2ヶ月以内に返金されることが多いです。