オペレーティングリース
おぺれーてぃんぐりーす
かんたんに言うと
「オペレーティングリース」は、ファイナンスリース以外のリース取引のことです。レンタルに近い性質を持ち、リース料は費用として処理できます。
「オペレーティングリース」の意味
「オペレーティングリース」とは、リース取引のうち、ファイナンスリースの要件を満たさないものを指します。具体的には、以下のいずれかに該当する取引です。
中途解約が可能
リース期間の途中で契約を解除できる取引です。ファイナンスリースのような「ノンキャンセラブル」の要件を満たしません。
フルペイアウトではない
リース料の総額が物件価格より少なく、借手は物件の経済的価値の一部のみを享受する取引です。
オペレーティングリースは、レンタカーやレンタルビデオのように「借りているだけ」の状態に近く、会計上は賃貸借取引として処理します。リース料を支払った時点で費用として計上するだけで済み、資産・負債を貸借対照表に載せる必要がありません。
読み方・表記
「オペレーティングリース」の読み方は「おぺれーてぃんぐりーす」です。英語では「operating lease」と表記します。
関連する用語として、以下のような表現があります。
- オペレーティングリース取引 – 会計基準で使われる正式な呼称
- OL – オペレーティングリースの略称
- 賃貸借リース – オペレーティングリースの性質を表す呼び方
使い方と例文
「オペレーティングリース」を使った例文
- 社用車をオペレーティングリースで導入し、3年後に最新車種へ入れ替える予定だ。
- オペレーティングリースは資産計上が不要なので、財務指標に影響しにくい。
- 航空会社が機材をオペレーティングリースで調達するケースが増えている。
- オペレーティングリースへの出資は、法人税の繰り延べ効果が期待できる。
語源・由来
「オペレーティング(operating)」は英語で「運用する・操作する」を意味する言葉です。語源はラテン語の「operari(働く・作業する)」に遡ります。
オペレーティングリースは、物件を「運用・使用」するために一時的に借りるという性質が強いことから、この名称がつけられました。ファイナンスリースが「資金調達」の性質を持つのに対し、オペレーティングリースは「物件の使用」に主眼が置かれています。
オペレーティングリースは航空機や船舶など、高額で中古市場が確立している物件で発展してきました。近年では、節税目的の投資商品としても注目されています。
類語・関連語
よくある質問
Q
オペレーティングリースの「残価」とは何ですか?
オペレーティングリースの「残価」とは何ですか?
A
リース期間終了時点での物件の予想価値(残存価値)のことです。リース会社はこの残価を見積もり、「物件価格-残価」を基にリース料を算定します。残価を設定することで、ファイナンスリースより月々のリース料が安くなります。
リース期間終了時点での物件の予想価値(残存価値)のことです。リース会社はこの残価を見積もり、「物件価格-残価」を基にリース料を算定します。残価を設定することで、ファイナンスリースより月々のリース料が安くなります。
Q
オペレーティングリースとレンタルの違いは?
オペレーティングリースとレンタルの違いは?
A
主な違いは契約期間と対象物件です。レンタルは短期間(時間〜数日)で汎用品が対象ですが、オペレーティングリースは中長期間(数年)で、借手のニーズに合わせた物件を新品で調達することもあります。
主な違いは契約期間と対象物件です。レンタルは短期間(時間〜数日)で汎用品が対象ですが、オペレーティングリースは中長期間(数年)で、借手のニーズに合わせた物件を新品で調達することもあります。