春分
しゅんぶん
目次
  1. 「春分」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「春分」は、二十四節気の一つで、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。毎年3月20日または21日頃にあたり、「春分の日」として国民の祝日にもなっています。

「春分」の意味

「春分」二十四節気の第四で、「春の中間点」を示す日です。

1. 昼夜の長さが等しくなる
太陽が真東から昇り真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。この日を境に、夏至まで昼が少しずつ長くなっていきます。

2. 国民の祝日
「春分の日」として国民の祝日に定められており、法律では「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされています。

3. お彼岸の中日
春分の日はお彼岸の中日にあたり、お墓参りをしてご先祖を供養する習慣があります。

読み方・表記

「春分」の読み方は「しゅんぶん」です。

「分」は「分かれる」「等分する」という意味で、昼と夜の長さが等しく分かれることを表しています。同様に「秋分」も昼夜が等しくなる日です。

使い方と例文

「春分」を使った例文
  • 春分の日は昼と夜の長さがほぼ同じになる。
  • 春分を過ぎると、少しずつ日が長くなってくる。
  • 春分の頃はお彼岸でお墓参りをする人が多い。
  • 「暑さ寒さも彼岸まで」というように、春分を過ぎると暖かくなる。

語源・由来

「春分」は、太陽が春分点(天の赤道を南から北へ横切る点)を通過する瞬間を指します。太陽黄経が0度になる時で、この時太陽は真東から昇り真西に沈みます。

二十四節気は古代中国で考案された暦で、春分は冬至・夏至・秋分とともに「二至二分(にしにぶん)」と呼ばれ、特に重要な節気とされてきました。

春分が国民の祝日になったのは、明治時代から「春季皇霊祭」という宮中祭祀が行われてきたことに由来します。

類語・関連語

よくある質問

Q
春分の日は毎年同じ?
A
いいえ、年によって3月20日または21日に変動します。正式な日付は国立天文台が前年2月に発表する「暦要項」で公告されます。
Q
春分の日は本当に昼と夜が同じ長さ?
A
厳密には昼の方がやや長くなります。これは日の出・日の入りが太陽の上端で定義されていることや、大気による光の屈折の影響によるものです。
Q
なぜ春分は祝日で夏至は祝日ではない?
A
春分と秋分には「皇霊祭」という宮中祭祀が行われてきた歴史があり、明治時代には国家の祭日でした。戦後の1948年に国民の祝日として制定される際、この伝統が引き継がれました。