潟
かた
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かんたんに言うと
「潟」は、海の一部が砂州によって外海から分離されてできた浅い水域のことです。「潟湖(せきこ)」や「ラグーン」とも呼ばれます。また、潮が引くと現れる浅瀬を指す「干潟」の意味でも使われます。
「潟」の意味
「潟」には主に2つの意味があります。
1. 海から分離した水域(潟湖)
砂州や砂嘴(さし)によって海の一部が外海から分離されてできた湖のことです。「潟湖(せきこ)」「ラグーン」「海跡湖」とも呼ばれます。狭い水路で海とつながっていることが多く、海水と淡水が混じった汽水をたたえます。
2. 干潟(ひがた)
遠浅の海岸で、潮が引くと現れ、満ちると隠れる砂泥地のことです。有明海の干潟などが有名です。
読み方・表記
「潟」の読み方は「かた」です。連濁して「がた」と読むこともあります。
音読みでは「セキ」と読み、「潟湖(せきこ)」という熟語で使われます。
- 潟湖(せきこ):砂州で海と隔てられてできた湖
- 干潟(ひがた):潮が引くと現れる砂泥地
「潟」は小学4年生で学ぶ漢字で、「新潟」「八郎潟」などの地名でよく目にします。
使い方と例文
「潟」を使った例文
- 八郎潟は干拓によって大部分が陸地化した。
- 新潟県には古くから多くの潟が存在していた。
- 河北潟は日本海沿岸にある典型的な潟湖だ。
- 有明海の干潟には独特の生態系が広がっている。
語源・由来
「潟」は万葉集にも登場する古い言葉で、塩気のある浅瀬や干潟を意味していました。
漢字の「潟」は、「流れる水」を意味する部首と「鵲(かささぎ)」を意味する部分から成り、「かささぎが飛来する干潟」を表す字として成り立ったとされます。
日本では、特に越後(新潟県)地方で湖沼を総称して「潟」と呼ぶ風習があり、これが地名として定着しました。
類語・関連語
よくある質問
Q
「潟」と「干潟」は同じ意味?
「潟」と「干潟」は同じ意味?
A
異なります。「潟」は海から分離した湖(潟湖)を指すのに対し、「干潟」は潮が引くと現れる砂泥地を指します。どちらも海に関係する地形ですが、潟は水がたまった場所、干潟は潮の干満で現れたり隠れたりする場所という違いがあります。
異なります。「潟」は海から分離した湖(潟湖)を指すのに対し、「干潟」は潮が引くと現れる砂泥地を指します。どちらも海に関係する地形ですが、潟は水がたまった場所、干潟は潮の干満で現れたり隠れたりする場所という違いがあります。
Q
なぜ日本海側に潟が多いの?
なぜ日本海側に潟が多いの?
A
潟は海底が緩やかな傾斜で、潮差(潮の満ち引きの差)が小さい沿岸にできやすい地形です。日本海やオホーツク海は太平洋側に比べて潮差が小さいため、潟が形成されやすかったとされています。
潟は海底が緩やかな傾斜で、潮差(潮の満ち引きの差)が小さい沿岸にできやすい地形です。日本海やオホーツク海は太平洋側に比べて潮差が小さいため、潟が形成されやすかったとされています。
Q
「潟」の音読みは何?
「潟」の音読みは何?
A
「セキ」と読みます。「潟湖(せきこ)」という熟語で使われます。訓読みは「かた」または連濁して「がた」と読みます。
「セキ」と読みます。「潟湖(せきこ)」という熟語で使われます。訓読みは「かた」または連濁して「がた」と読みます。