平野
へいや
かんたんに言うと
「平野」は、山地に対して低く平らで広い地形のことです。日本では河川の堆積作用によって形成されたものが多く、関東平野や濃尾平野が代表例です。
「平野」の意味
「平野」には以下の意味があります。
1. 地理学上の意味
山地に対して、低く平らで広い地形を指す地理用語です。起伏が小さく、標高の変化も少ないのが特徴です。世界の陸地の3分の1以上を占める主要な地形の一つです。
2. 成因による分類
平野は成因によって侵食平野と堆積平野に大きく分けられます。侵食平野は長年の侵食作用で形成された平野で、堆積平野は河川などが運んだ土砂が積もってできた平野です。日本の平野のほとんどは堆積平野(沖積平野)です。
読み方・表記
「平野」の読み方は「へいや」です。
「平」は音読みで「ヘイ・ビョウ」、訓読みで「たいら・ひら」と読みます。「野」は音読みで「ヤ」、訓読みで「の」と読みます。
なお、「平野」は地名や人名としても使われ、その場合は「ひらの」と読むことが多いです(大阪市平野区、平野さんなど)。
使い方と例文
「平野」を使った例文
- 関東平野は日本最大の平野で、約1.7万平方キロメートルの面積を持つ。
- 多くの都市は平野部に集中して発展してきた。
- 越後平野は信濃川や阿賀野川によって形成された穀倉地帯である。
- この地域は平野が少なく、山がちな地形が続いている。
語源・由来
「平野」は「平らな野原」という意味を持つ漢語です。
「平」は水平・平坦を表し、「野」は広い原野を意味します。この二つが組み合わさって、「低く平らで広い土地」を指す言葉になりました。
地理学の用語としては、英語の「plain」に対応します。日本では明治以降、西洋地理学の導入とともに学術用語として定着しました。
類語・関連語
よくある質問
Q
日本最大の平野はどこですか?
日本最大の平野はどこですか?
A
関東平野です。面積は約1.7万平方キロメートルで、日本の国土面積の約5%を占めます。2番目は十勝平野(約8000平方キロメートル)、3番目は石狩平野(約6500平方キロメートル)です。
関東平野です。面積は約1.7万平方キロメートルで、日本の国土面積の約5%を占めます。2番目は十勝平野(約8000平方キロメートル)、3番目は石狩平野(約6500平方キロメートル)です。
Q
「平野」と「平原」の違いは何ですか?
「平野」と「平原」の違いは何ですか?
A
ほぼ同じ意味で使われることもありますが、「平原」は草原や荒野など植生を伴うニュアンスで使われることが多く、「平野」は地形そのものを指す地理学用語として使われる傾向があります。
ほぼ同じ意味で使われることもありますが、「平原」は草原や荒野など植生を伴うニュアンスで使われることが多く、「平野」は地形そのものを指す地理学用語として使われる傾向があります。