金環日食
きんかんにっしょく
目次
  1. 「金環日食」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「金環日食」は、月が太陽の中央を隠しても周囲から太陽がはみ出し、リング状に輝いて見える天文現象です。「炎の輪」とも呼ばれます。

「金環日食」の意味

「金環日食」とは、月が太陽と地球の間に入り、太陽の中央部を隠すものの、月の周囲から太陽がはみ出してリング状に見える天文現象です。

金環日食が起こるのは、月が地球から遠い位置にあるときです。月の公転軌道は楕円形であるため、月と地球の距離は約35万km〜約40万kmの間で変化します。月が遠いときは見かけの大きさが小さくなり、太陽を完全に隠すことができません。

金環日食では太陽光が完全には遮られないため、皆既日食のように空が真っ暗になることはありません。コロナやダイヤモンドリングも見ることはできませんが、金色のリングのように輝く太陽は幻想的な美しさがあります。

読み方・表記

「金環日食」の読み方「きんかんにっしょく」です。

「金環日蝕」と書かれることもありますが、現在は「金環日食」が一般的です。「金環食」と略されることもあります。

英語では「annular solar eclipse(アニュラー・ソーラー・イクリプス)」と言います。「annular」はラテン語で「輪」を意味する言葉に由来します。

使い方と例文

「金環日食」を使った例文
  • 2012年の金環日食は日本各地で観測できた。
  • 金環日食では太陽がリング状に輝いて見える。
  • 次に日本で金環日食が見られるのは2030年だ。
  • 金環日食は「炎の輪」とも呼ばれている。

語源・由来

「金環」は「金色の輪」を意味し、太陽がリング状に輝く様子を表現しています。太陽の光が月の周囲からはみ出し、金色の輪のように見えることから名付けられました。

「日食」の「食」は本来「蝕(むしばむ)」と書かれ、太陽が端から欠けていく様子に由来しています。

類語・関連語

よくある質問

Q
金環日食はどのくらいの頻度で起こる?
A
世界のどこかでは1〜2年に1回程度起こります。皆既日食よりやや頻度が高いですが、特定の場所で見られる機会は数十年に一度程度です。
Q
金環日食を肉眼で見ても大丈夫?
A
絶対に肉眼で直接見てはいけません。金環日食では太陽光が遮られていないため、目を傷める危険があります。必ず専用の日食グラスを使用してください。
Q
金環日食でコロナは見える?
A
見えません。金環日食では太陽光が完全に遮られないため、コロナの淡い光は太陽の明るさに隠れてしまいます。コロナが見られるのは皆既日食のときだけです。