皆既日食
かいきにっしょく
目次
  1. 「皆既日食」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「皆既日食」は、月が太陽を完全に隠し、太陽が見えなくなる天文現象です。空が暗くなり、太陽のコロナを肉眼で見ることができます。

「皆既日食」の意味

「皆既日食」とは、月が太陽と地球の間に入り、太陽を完全に覆い隠す天文現象です。日食の中で最も劇的な種類で、昼間であるにもかかわらず空が夜のように暗くなります。

皆既日食では、以下のような普段は見られない現象を観察できます。

  • コロナ:太陽の外層大気。普段は太陽光に隠れて見えない
  • ダイヤモンドリング:皆既の直前・直後に月の谷間から光が漏れる現象
  • プロミネンス:太陽表面から吹き出すガス
  • ベイリービーズ:月の凹凸から光が粒状に漏れる現象

皆既日食が見られる範囲は「皆既帯」と呼ばれる幅100〜200km程度の帯状の地域に限られ、同じ場所で観測できるのは数百年に一度といわれています。

読み方・表記

「皆既日食」の読み方「かいきにっしょく」です。

「皆既日蝕」と書かれることもありますが、「蝕」が常用漢字に含まれないため、現在は「皆既日食」と表記するのが一般的です。「皆既食」と略されることもあります。

英語では「total solar eclipse(トータル・ソーラー・イクリプス)」と言います。

使い方と例文

「皆既日食」を使った例文
  • 皆既日食を見るために海外まで遠征した。
  • 皆既日食の瞬間、周囲が夜のように暗くなった。
  • 次に日本で皆既日食が見られるのは2035年だ。
  • 古代の人々は皆既日食を神の怒りだと恐れた。

語源・由来

「皆既」は「すべてを覆い尽くす」という意味です。「皆」は「すべて・みな」、「既」は「尽きる・終わる」を意味し、太陽が完全に隠されて光が尽きる様子を表しています。

「日食」の「食」は本来「蝕(むしばむ)」と書かれ、虫が葉を端から食べていく様子に由来します。

類語・関連語

よくある質問

Q
皆既日食はどのくらいの頻度で起こる?
A
世界のどこかでは約18か月に1回起こります。ただし、特定の場所で見られるのは非常にまれで、同じ場所では数百年に一度程度です。
Q
皆既日食の継続時間はどのくらい?
A
皆既状態が続く時間は最長でも約7分半程度です。通常は2〜3分程度で、場所によっては数秒しか続かないこともあります。
Q
皆既日食のとき、なぜコロナが見える?
A
コロナ(太陽の外層大気)は普段、太陽本体の強い光に隠れて見えません。皆既日食で太陽本体が月に完全に隠されることで、淡く輝くコロナを肉眼で観察できるようになります。