星雲
せいうん
目次
  1. 「星雲」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「星雲」は、宇宙空間に漂うガスやチリ(塵)が集まって、雲のように見える天体のことです。恒星が生まれる場所でもあり、恒星の死の残骸でもあります。

「星雲」の意味

「星雲」とは、宇宙空間に存在するガスやチリ(塵)が集まり、雲状に見える天体のことです。主に水素ガスで構成されており、近くの恒星の光を反射したり、ガス自体が発光したりして輝いて見えます。

星雲にはいくつかの種類があります。

  • 散光星雲:近くの恒星に照らされて光る星雲。オリオン大星雲など
  • 反射星雲:恒星の光を反射して青く輝く星雲
  • 惑星状星雲:老いた恒星がガスを放出してできた星雲。リング星雲など
  • 超新星残骸:恒星が爆発した残骸。かに星雲など
  • 暗黒星雲:背後の光を遮って暗く見える星雲。馬頭星雲など

読み方・表記

「星雲」の読み方「せいうん」です。

英語では「nebula」といいます。ラテン語で「霧」や「雲」を意味する言葉に由来しています。

使い方と例文

「星雲」を使った例文
  • オリオン座大星雲は肉眼でもぼんやりと見える。
  • 星雲の中で新しい星が誕生している。
  • かに星雲は1054年の超新星爆発の残骸である。
  • 惑星状星雲は恒星の最期の姿を示している。
  • 望遠鏡を使うと、さまざまな色の星雲を観察できる。

語源・由来

「星雲」は文字通り「星の雲」を意味します。望遠鏡で観察するとぼんやりした雲のように見えることから、この名前がつきました。

かつては望遠鏡の性能が低かったため、正体がわからない「ぼんやりした天体」はすべて「星雲」と呼ばれていました。現在のアンドロメダ銀河も「アンドロメダ星雲」と呼ばれていた時代があります。20世紀に入って観測技術が向上し、銀河と星雲が区別されるようになりました。

類語・関連語

よくある質問

Q
星雲と恒星はどんな関係がありますか?
A
星雲は恒星の「ゆりかご」でもあり「墓場」でもあります。星雲の中でガスが収縮すると新しい恒星が生まれ、恒星が一生を終えるとガスを放出して星雲になります。
Q
「惑星状星雲」に惑星はありますか?
A
惑星はありません。望遠鏡で見ると惑星のように丸く見えることから、この名前がつきました。実際は老いた恒星がガスを放出してできた星雲です。
Q
星雲は何色ですか?
A
ガスの成分や光り方によって異なります。水素ガスが発光すると赤色、反射星雲は青色に見えることが多いです。写真ではさまざまな色が鮮やかに映りますが、肉眼では淡い灰色に見えることが多いです。