増資
ぞうし
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かんたんに言うと
「増資」は、会社が新たに株式を発行して資本金を増やすことです。投資家から出資を受けて事業資金を調達する方法で、借入と違い返済義務がありません。
「増資」の意味
「増資」とは、株式会社が資本金を増やす行為のことです。一般的には、新たに株式を発行し、投資家がその株式を購入する(出資する)形で行われます。
増資には、新たに資金が会社に入る「有償増資」と、帳簿上の振替だけで資金の流入がない「無償増資」があります。資金調達を目的とする場合は有償増資が行われます。
増資で調達した資金は、貸借対照表の「純資産の部」に計上され、会社の自己資本となります。借入金のような返済義務がないため、長期的な事業投資に適しています。
読み方・表記
「増資」の読み方は「ぞうし」です。
会社法では「募集株式の発行」という用語が使われますが、一般的には「増資」という言葉が広く使われています。英語では「capital increase」や「equity financing」と表現されます。
使い方と例文
「増資」を使った例文
- 新規事業の立ち上げに向けて増資を検討している。
- ベンチャーキャピタルからの増資に応じることになった。
- 増資によって自己資本比率が向上した。
- 第三者割当増資で事業パートナーを株主に迎えた。
- 増資の登記手続きを法務局で行った。
語源・由来
「増資」は「増」と「資」の2つの漢字で構成されています。
「増」は「増やす」「多くなる」を意味し、「資」は「資本」「もとで」を意味します。合わせて「資本を増やす」という意味になります。
株式会社制度の発展とともに使われるようになった近代的な用語で、明治時代以降に広まりました。
類語・関連語
よくある質問
Q
「増資」の反対語は何ですか?
「増資」の反対語は何ですか?
A
「減資」です。資本金を減らすことを指し、累積赤字の解消や株主への払い戻しなどを目的に行われます。
「減資」です。資本金を減らすことを指し、累積赤字の解消や株主への払い戻しなどを目的に行われます。
Q
増資にはどんな種類がありますか?
増資にはどんな種類がありますか?
A
有償増資には「株主割当増資」「第三者割当増資」「公募増資」があります。また、帳簿上の振替で行う「無償増資」もあります。
有償増資には「株主割当増資」「第三者割当増資」「公募増資」があります。また、帳簿上の振替で行う「無償増資」もあります。
Q
「増資」と「増配」の違いは?
「増資」と「増配」の違いは?
A
「増資」は資本金を増やすこと、「増配」は株主への配当金を増やすことです。増資は資金調達、増配は利益還元を目的としています。
「増資」は資本金を増やすこと、「増配」は株主への配当金を増やすことです。増資は資金調達、増配は利益還元を目的としています。