債券
さいけん
かんたんに言うと
「債券」は、国や地方自治体、企業などが資金調達のために発行する有価証券のことです。投資家にとっては「借用証書」のようなもので、利息と元本の返済が約束されています。
「債券」の意味
「債券」とは、資金を必要とする国や企業などが、投資家からお金を借りるために発行する有価証券です。
債券を購入するということは、発行体にお金を貸すことを意味します。その見返りとして、投資家は定期的に利息(クーポン)を受け取り、満期(償還日)には元本が返済されます。
債券は発行体によって以下のように分類されます。
- 国債:国(政府)が発行する債券
- 地方債:都道府県や市町村などの地方自治体が発行する債券
- 社債:企業が発行する債券
- 政府関係機関債:政府関係機関が発行する債券
読み方・表記
「債券」の読み方は「さいけん」です。
同じ読みの「債権」とは意味が異なります。「債券」は金融商品そのものを指し、「債権」はお金を返してもらう権利を指します。
英語では「bond(ボンド)」と呼ばれます。007シリーズの主人公「ジェームズ・ボンド」の名前と同じつづりですが、偶然の一致です。
使い方と例文
「債券」を使った例文
- 安定した収入を得るため、債券中心のポートフォリオを組んだ。
- 金利が上昇すると債券の価格は下落する傾向がある。
- 国が発行する債券を国債と呼ぶ。
- この債券は満期まで5年で、年利2%の利息がつく。
- 信用格付けの高い債券ほど、利率は低く設定される。
語源・由来
「債券」は「債」と「券」の2つの漢字から成り立っています。
「債」は「人」と「責」を組み合わせた漢字で、「責任を負う」「借金」という意味があります。「券」は証書を意味し、「債券」で「借金の証書」という意味になります。
英語の「bond(ボンド)」は、ゲルマン語で「縛る」を意味する「bind(バインド)」と同じ語源を持ちます。もともと「つなぐもの」「紐」「縄」という意味があり、そこから「契約」「保証」「証文」へと発展し、「債券」の意味になりました。接着剤の「ボンド」も同じ語源で、「くっつける(結びつける)もの」という意味から来ています。
類語・関連語
よくある質問
Q
「債券」と「債権」はどう違いますか?
「債券」と「債権」はどう違いますか?
A
「債券」は金融商品(有価証券)そのものを指し、「債権」はお金を返してもらう権利を指します。債券を購入すると、発行体に対する債権を持つことになります。同音異義語ですが、意味は異なります。
「債券」は金融商品(有価証券)そのものを指し、「債権」はお金を返してもらう権利を指します。債券を購入すると、発行体に対する債権を持つことになります。同音異義語ですが、意味は異なります。
Q
「債券」の英語は何ですか?
「債券」の英語は何ですか?
A
「bond(ボンド)」と呼ばれます。「縛る」「結びつける」という意味の語源を持ち、契約や保証の意味から債券を指すようになりました。
「bond(ボンド)」と呼ばれます。「縛る」「結びつける」という意味の語源を持ち、契約や保証の意味から債券を指すようになりました。
Q
「国債」と「社債」の違いは何ですか?
「国債」と「社債」の違いは何ですか?
A
発行体の違いです。国債は国(政府)が発行する債券で、社債は企業が発行する債券です。一般的に、国債の方が信用力が高く安全性が高いとされますが、その分利率は低めに設定されます。
発行体の違いです。国債は国(政府)が発行する債券で、社債は企業が発行する債券です。一般的に、国債の方が信用力が高く安全性が高いとされますが、その分利率は低めに設定されます。