調剤
ちょうざい
目次
  1. 「調剤」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「調剤」は、医師が発行した処方箋に基づいて、薬剤師が医薬品を揃え、患者に渡す業務のことです。

「調剤」の意味

「調剤」とは、医師・歯科医師・獣医師から発行された処方箋に基づき、薬剤師が医薬品を揃えて患者に交付する業務です。

かつては複数の薬品を混ぜ合わせる作業を指していましたが、現代では処方箋の確認、薬の準備、服薬指導、薬歴管理など、一連の業務全体を「調剤」と呼びます。

調剤は基本的に薬剤師の独占業務です。ただし、医師・歯科医師・獣医師が自ら処方した処方箋に限り、調剤を行うことが認められています。

読み方・表記

「調剤」の読み方「ちょうざい」です。

「調」は音読みで「チョウ」、「剤」は音読みで「ザイ」と読みます。以下のような関連語があります。

  • 調剤薬局(ちょうざいやっきょく)- 調剤を行う薬局
  • 調合(ちょうごう)- 薬などを混ぜ合わせること
  • 調薬(ちょうやく)- 薬を調合すること
  • 薬剤(やくざい)- 医療に使う薬

使い方と例文

「調剤」を使った例文
  • 処方箋を持って調剤薬局に向かった。
  • 薬剤師が調剤を行い、服薬指導を受けた。
  • 調剤が完了するまで15分ほどかかります。
  • この薬局では漢方薬の調剤も行っている。
  • 調剤ミスを防ぐためのダブルチェック体制が整っている。

語源・由来

「調剤」は「調」と「剤」から成る熟語です。

「調」には「ととのえる」「調和させる」「バランスを取る」という意味があります。「調整」「調和」「調節」などの熟語に使われています。

「剤」は「薬」を意味する漢字で、「薬剤」「製剤」「洗剤」などに使われます。

この2つを組み合わせた「調剤」は「薬をととのえる」という意味になります。かつては生薬を配合して薬を作る作業を指していましたが、現在では処方箋に基づいて既製の医薬品を揃える業務全般を指すようになりました。

類語・関連語

よくある質問

Q
「調剤薬局」と「ドラッグストア」の違いは?
A
調剤薬局は処方箋に基づく調剤業務を主とする薬局です。ドラッグストアは一般用医薬品や日用品の販売が中心ですが、調剤コーナーを併設している店舗も増えています。
Q
「調剤」と「調合」はどう違う?
A
「調合」は複数の成分を混ぜ合わせる作業のことで、「調剤」の一工程です。現代の調剤は、処方箋確認から服薬指導、薬歴管理までの一連の流れを指すため、より広い意味を持ちます。
Q
調剤は薬剤師しかできない?
A
調剤は基本的に薬剤師の独占業務です。ただし、医師・歯科医師・獣医師は、自分が処方した処方箋に限り調剤を行うことができます。