看る
みる
目次
  1. 「看る」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「看る」は、病人や子ども、高齢者などの世話をすることを意味する漢字です。「看護」「看病」の「看」と同じで、そばにいてケアをする行為を表します。

「看る」の意味

「看る」病人や子ども、高齢者などの世話をすることを意味します。

医師の「診る」が病状を調べる行為であるのに対し、「看る」は生活面でのサポートや精神的な支えを含む、ケアとしての「みる」を表します。

主語となるのは看護師、介護士、家族など、患者のそばで世話をする人です。

読み方・表記

「看る」の読み方は「みる」です。

ただし、「看」の常用漢字表での読みは「カン」のみです。「みる」は表外読み(正式に認められた読みではない)のため、公用文やNHKでは使用されません。

  • 音読み:カン(常用漢字表)
  • 訓読み:み-る(表外読み)

公用文では「見る」または「看病する」「看護する」などと表記します。

「看」を使った熟語

  • 看護(かんご):病人の世話をすること
  • 看病(かんびょう):病人のそばにいて世話をすること
  • 看取り(みとり):死期の近い人のそばにいて世話をすること
  • 看守(かんしゅ):刑務所で受刑者を監視する人
  • 看板(かんばん):店の名前などを書いた板

使い方と例文

「看る」を使った例文
  • 入院中の父を毎日に行っている。
  • 風邪で寝込んだ子どもを一日中ていた。
  • 祖母を自宅でながら仕事を続けている。
  • 最期は家族全員で取ることができた。
  • 病人を看るのは体力的にも精神的にも大変だ。

語源・由来

「看」は「手」と「目」を組み合わせた会意文字です。

「手を目の上にかざして遠くを見る」という形から、「注意深く見る」「見守る」という意味が生まれました。そこから「そばにいて世話をする」という意味に発展し、「看護」「看病」といった熟語が生まれました。

「看」の字には「手で見る」というニュアンスがあり、患者に触れながらケアをするという看護の本質を表しているとも言われています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「看る」は間違った漢字?
A
間違いではありません。ただし、常用漢字表の表外読みなので、公用文やNHKでは使用されません。日常の文章で「看る」と書いても問題ありませんが、正式な文書では「見る」または「看護する」と書くのが無難です。
Q
「看取る」の読み方は?
A
「みとる」と読みます。死期の近い人のそばにいて最期を見届けることを意味します。「最期を看取る」「家族に看取られて亡くなる」のように使います。