参る
まいる
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かんたんに言うと
「参る」は、「行く」「来る」の謙譲語です。聞き手に対して丁重に述べる表現で、「すぐに参ります」「担当の者が参ります」のように使います。
「参る」の意味
参るとは、「行く」「来る」の謙譲語です。敬語の分類では「謙譲語Ⅱ(丁重語)」に当たり、自分の動作をへりくだって表現することで、話を聞いている相手への敬意を表します。
「参る」には以下の意味があります。
1. 行く
「すぐに参ります」「実家に参ります」など。
2. 来る
「担当の者が参ります」「電車が参ります」など。
3. 降参する・困る
「参りました」「いやあ、参った」など。
読み方・表記
「参る」の読み方は「まいる」です。
「参」は「まいる」「さん」と読み、「参加」「参拝」「参上」などの熟語で使われます。
使い方と例文
「参る」を使った例文
- すぐに参りますので、少々お待ちください。
- 担当の者が参ります。
- 明日、実家に参ります。
- 間もなく電車が参ります。
- いやあ、参りました。
「参る」を使う場面
「参る」は聞き手に対して丁重に述べる表現なので、訪問先に敬う人がいない場合に使います。
- 弟のところに参ります(身内への訪問)
- 実家に参ります(身内への訪問)
- お手洗いに参ります(敬う人がいない)
- 御社に参ります(聞き手に丁重に)
「参りました」の2つの意味
「参りました」には2つの意味があります。
- 「来ました」の丁重な表現 – 「担当の者が参りました」
- 「降参した・困った」の意味 – 「いやあ、参りました」
ビジネスシーンでは「いやあ、参りました」と言うことで、「困りました」「負けました」「感服しました」という気持ちを表すことがあります。
類語・関連語
よくある質問
Q
「参る」と「伺う」の違いは?
「参る」と「伺う」の違いは?
A
「参る」は聞き手に対して丁重に述べる謙譲語、「伺う」は訪問先の相手を立てる謙譲語です。訪問先に敬う人がいなければ「参る」、いれば「伺う」を使います。
「参る」は聞き手に対して丁重に述べる謙譲語、「伺う」は訪問先の相手を立てる謙譲語です。訪問先に敬う人がいなければ「参る」、いれば「伺う」を使います。
Q
「参った」とはどういう意味?
「参った」とはどういう意味?
A
「降参した」「困った」「負けた」という意味です。「いやあ、参った」「参りました」と使います。
「降参した」「困った」「負けた」という意味です。「いやあ、参った」「参りました」と使います。
Q
「電車が参ります」はなぜ「参る」?
「電車が参ります」はなぜ「参る」?
A
「参る」には「来る」の謙譲語としての意味があります。駅のアナウンスでは、乗客(聞き手)に対して丁重に述べるため「電車が参ります」と言います。
「参る」には「来る」の謙譲語としての意味があります。駅のアナウンスでは、乗客(聞き手)に対して丁重に述べるため「電車が参ります」と言います。