聴く
きく
目次
  1. 「聴く」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「聴く」は、注意を集中して耳を傾けることを表します。英語の「listen」に相当し、音楽や講演など、積極的に理解しようとする姿勢を示す場面で使います。

「聴く」の意味

「聴く」注意を集中して耳を傾けることを表します。単に音が耳に入るだけでなく、内容を理解しようと能動的に耳を傾ける態度を示します。

「聴」という漢字には「まっすぐな心で耳を傾ける」という意味が込められており、表面的に聞くだけでなく、相手の気持ちや意図を理解しようとする姿勢を表しています。

音楽を楽しむとき、講演やスピーチに集中するとき、相手の悩みに寄り添って話を聞くときなど、積極的に耳を傾ける場面で使います。

読み方・表記

「聴く」の読み方は「きく」です。

音読みでは「チョウ」と読み、以下のような熟語で使われます。

  • 傾聴(けいちょう):耳を傾けてよく聴くこと
  • 視聴(しちょう):見たり聴いたりすること
  • 聴覚(ちょうかく):音を聴く感覚
  • 拝聴(はいちょう):聴くことの謙譲語
  • 聴講(ちょうこう):講義を聴くこと

旧字体は「聽」と書き、「耳」「目」「心」が含まれています。

使い方と例文

「聴く」を使った例文
  • 毎朝、通勤電車でクラシック音楽を聴いている
  • 大学で教授の講義を聴く
  • 友人の悩みを親身になって聴いた
  • コンサートでオーケストラの演奏を聴く
  • お客の声をしっかり聴くことが大切だ。

語源・由来

「聴」は「耳」と「𢛳(まっすぐな心)」と「壬(突き出す)」を組み合わせた形声文字です。「耳を突き出して、まっすぐな心でよくきく」という意味を表しています。

旧字体「聽」には「耳」「目」「心」が含まれており、「耳と目と心で聴く」という解釈もあります。漢字文化資料館によれば、「聴」の右側は「徳」の異体字であり、「徳をもって耳を傾ける」という意味に解釈できるとされています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「聞く」と「聴く」はどう使い分ける?
A
「聞く」は音が自然と耳に入ること、「聴く」は注意を集中して耳を傾けることを表します。音楽に集中するときは「聴く」、BGMとして流すときは「聞く」が適切です。
Q
「傾聴」とは何ですか?
A
相手の話に耳を傾けてよく聴くことです。カウンセリングやコーチングで重視される姿勢で、相手の言葉だけでなく気持ちも理解しようとする態度を指します。