元素
げんそ
かんたんに言うと
「元素」は、原子の種類を表す概念です。物質を構成する最も基本的な成分で、現在118種類が発見されています。水素、酸素、炭素、鉄などはすべて元素の名前です。
「元素」の意味
元素とは、原子の種類を表す概念です。原子や分子が「実体のある粒子」であるのに対し、元素は「分類するための概念」である点が大きな違いです。
元素は陽子の数(原子番号)によって区別されます。たとえば、陽子が1個の原子は「水素」、陽子が6個の原子は「炭素」という元素に分類されます。
元素の特徴
- 原子の種類・分類を表す概念
- 陽子の数(原子番号)で区別される
- 現在118種類が発見されている
- 周期表に並べられている
読み方・表記
「元素」の読み方は「げんそ」です。
英語では「element(エレメント)」といいます。「根本にあるもの」という意味で、物質を構成する最も基本的な成分を表します。
各元素は1〜2文字の記号(元素記号)で表されます。水素は「H」、酸素は「O」、炭素は「C」などです。
使い方と例文
「元素」を使った例文
- 水は水素と酸素の2種類の元素からできている。
- 現在、118種類の元素が発見されている。
- 元素記号を覚えるには周期表を使うと便利だ。
- 人体は、炭素・水素・酸素・窒素などの元素で構成されている。
語源・由来
「元素」という概念は、古代ギリシャの哲学にまで遡ります。
古代ギリシャでは、アリストテレスが「土・水・空気・火」の4つを元素と考えました(四元素説)。その後、近代科学の発展により、現在の元素の概念が確立されました。
英語の「element」は、「根本にあるもの」という意味のラテン語に由来します。
周期表について
元素を原子番号順に並べ、性質が似たものを縦に配置した表を「周期表」といいます。1869年にロシアの科学者メンデレーエフが考案しました。
周期表を覚える語呂合わせとして「水兵リーベ僕の船(すいへいりーべぼくのふね)」が有名です。これは最初の10元素(H、He、Li、Be、B、C、N、O、F、Ne)を覚えるためのものです。
類語・関連語
よくある質問
Q
「元素」と「原子」の違いは?
「元素」と「原子」の違いは?
A
原子は「実体のある粒子」、元素は「原子の種類を表す概念」です。原子は「3個」のように数えますが、元素は「2種類」のように種類で数えます。水は「原子3個」で構成され、「元素2種類」からできています。
原子は「実体のある粒子」、元素は「原子の種類を表す概念」です。原子は「3個」のように数えますが、元素は「2種類」のように種類で数えます。水は「原子3個」で構成され、「元素2種類」からできています。
Q
「元素」と「単体」の違いは?
「元素」と「単体」の違いは?
A
元素は「原子の種類」を表す概念、単体は「1種類の元素だけでできている物質」です。「酸素」という元素から、酸素ガス(O₂)やオゾン(O₃)という異なる単体ができます。
元素は「原子の種類」を表す概念、単体は「1種類の元素だけでできている物質」です。「酸素」という元素から、酸素ガス(O₂)やオゾン(O₃)という異なる単体ができます。
Q
元素は何種類ある?
元素は何種類ある?
A
現在、118種類の元素が発見されています。原子番号1の水素から始まり、原子番号118のオガネソンまであります。自然界に存在するのは92種類(ウランまで)で、それ以上は人工的に作られた元素です。
現在、118種類の元素が発見されています。原子番号1の水素から始まり、原子番号118のオガネソンまであります。自然界に存在するのは92種類(ウランまで)で、それ以上は人工的に作られた元素です。