分子
ぶんし
かんたんに言うと
「分子」は、原子が化学結合によって結びついてできた粒子のことです。物質としての性質を持つ最小の単位で、水分子(H₂O)や酸素分子(O₂)などがあります。
「分子」の意味
分子とは、原子が化学結合によって結びついてできた粒子のことです。物質としての性質を持つ最小の単位といえます。
たとえば、水素原子2個と酸素原子1個が結合すると、水分子(H₂O)になります。水素原子や酸素原子が単独では「水」の性質を持ちませんが、結合して水分子になることで初めて水としての性質を示します。
分子の種類
- 単体の分子 – 同じ原子だけで構成(O₂、H₂、N₂など)
- 化合物の分子 – 異なる原子で構成(H₂O、CO₂、NH₃など)
読み方・表記
「分子」の読み方は「ぶんし」です。
英語では「molecule(モレキュール)」といいます。ラテン語の「moles(塊)」と「-cule(小さいもの)」を組み合わせた言葉で、「小さな塊」という意味があります。
使い方と例文
「分子」を使った例文
- 水分子は、水素原子2個と酸素原子1個からできている。
- 酸素は分子(O₂)の状態で空気中に存在する。
- 分子の構造によって、物質の性質が決まる。
- DNA分子は、遺伝情報を担う重要な分子だ。
語源・由来
「分子」の概念は、1811年にイタリアの科学者アメデオ・アボガドロが提唱しました。
英語の「molecule」は、ラテン語の「moles(塊)」に指小辞「-cule(小さいもの)」をつけた言葉で、「小さな塊」という意味です。アボガドロは、気体の最小粒子は単純な原子ではなく、原子が結合した「分子」であると考えました。
代表的な分子
- 水分子(H₂O) – 水素原子2個+酸素原子1個
- 酸素分子(O₂) – 酸素原子2個
- 二酸化炭素分子(CO₂) – 炭素原子1個+酸素原子2個
- アンモニア分子(NH₃) – 窒素原子1個+水素原子3個
- メタン分子(CH₄) – 炭素原子1個+水素原子4個
類語・関連語
よくある質問
Q
「分子」と「原子」の違いは?
「分子」と「原子」の違いは?
A
原子は物質を構成する最小の粒子、分子は原子が結合してできた粒子です。水分子(H₂O)は、水素原子2個と酸素原子1個が結合してできています。原子が「材料」なら、分子は「製品」のような関係です。
原子は物質を構成する最小の粒子、分子は原子が結合してできた粒子です。水分子(H₂O)は、水素原子2個と酸素原子1個が結合してできています。原子が「材料」なら、分子は「製品」のような関係です。
Q
すべての物質は分子でできている?
すべての物質は分子でできている?
A
いいえ。分子を作らない物質もあります。たとえば、金属(鉄、銅など)や塩化ナトリウム(食塩)は、分子ではなく原子やイオンが規則的に並んだ構造をしています。
いいえ。分子を作らない物質もあります。たとえば、金属(鉄、銅など)や塩化ナトリウム(食塩)は、分子ではなく原子やイオンが規則的に並んだ構造をしています。
Q
「分子式」とは何?
「分子式」とは何?
A
分子式とは、分子を構成する原子の種類と数を記号で表したものです。水の分子式は「H₂O」で、水素原子2個と酸素原子1個からできていることを示しています。
分子式とは、分子を構成する原子の種類と数を記号で表したものです。水の分子式は「H₂O」で、水素原子2個と酸素原子1個からできていることを示しています。