利く
きく
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かんたんに言うと
「利く」は、機能が発揮される・可能である・役立つことを表す言葉です。「機転が利く」「融通が利く」のように、能力や機能がうまく働くときに使います。
「利く」の意味
「利く」には以下の意味があります。
1. 機能が発揮される
本来持っている能力や機能がうまく働くこと。「鼻が利く」「目が利く」などと使います。
2. 可能である
何かをすることができること。「融通が利く」「応用が利く」などと使います。
3. 役立つ・都合がよい
何かの役に立つこと。「小回りが利く」「つぶしが利く」などと使います。
4. 言葉を発する・仲介する
話をする、間に入って世話をすること。「口を利く」という慣用句で使います。
「利用」「便利」「利益」といった熟語からも分かるように、「利」には「役立つ」「都合がよい」という意味があります。
読み方・表記
「利く」の読み方は「きく」です。
「利」の音読みは「リ」で、「利用(りよう)」「便利(べんり)」「利益(りえき)」「権利(けんり)」などの熟語があります。
同じ「きく」と読む漢字に「効く」がありますが、こちらは効果・効き目があらわれるという意味で使います。
使い方と例文
「利く」を使った例文
- 彼女は機転が利くので頼りになる。
- このお店は融通が利くので助かる。
- うちの犬は鼻が利く。
- コンパクトカーは小回りが利く。
- 彼は本当に気が利く人だ。
- 親戚の口利きで就職できた。
- あの店では顔が利くので、予約が取りやすい。
語源・由来
「利」の字は、「禾」(稲)と「刂」(刀)から成り立っています。
刃物で稲を刈る様子を表した漢字で、そこから「鋭い」「役立つ」「都合がよい」という意味が生まれました。「利用」「便利」「利益」などの熟語ができました。
類語・関連語
よくある質問
Q
「利く」と「効く」の違いは?
「利く」と「効く」の違いは?
A
「利く」は機能が発揮される・可能であるとき、「効く」は効果・効き目があらわれるときに使います。「機能」か「効果」かで判断しましょう。
「利く」は機能が発揮される・可能であるとき、「効く」は効果・効き目があらわれるときに使います。「機能」か「効果」かで判断しましょう。
Q
「機転が利く」の意味は?
「機転が利く」の意味は?
A
その場の状況に応じて、とっさに適切な判断や行動ができることを意味します。機転という能力が発揮されるという意味で「利く」を使います。
その場の状況に応じて、とっさに適切な判断や行動ができることを意味します。機転という能力が発揮されるという意味で「利く」を使います。
Q
「口を利く」の意味は?
「口を利く」の意味は?
A
「話をする・言葉を発する」という意味と、「間に入って世話をする・仲介する」という意味があります。「親戚の口利きで就職した」のように使います。
「話をする・言葉を発する」という意味と、「間に入って世話をする・仲介する」という意味があります。「親戚の口利きで就職した」のように使います。