敵う
かなう
かんたんに言うと
「敵う」は、相手に対抗できること、匹敵することを意味する言葉です。多くの場合「敵わない」と否定形で使い、相手にかなわない・我慢できないという意味を表します。
「敵う」の意味
「敵う」には、主に以下の意味があります。
1. 対抗できる・匹敵する
相手と対等に渡り合える、同等の力があることを指します。「彼に敵う者はいない」などと使います。
2. 我慢できない・耐えられない
否定形で「〜には敵わない」と使い、耐えられない・たまらないという意味を表します。「この暑さには敵わない」などと使います。
3. 〜することができない
否定形で、何かをする力がない・不可能であることを表します。「起き上がることも敵わない」などと使います。
読み方・表記
「敵う」の読み方は「かなう」です。
「敵」は常用漢字ですが、「かなう」という読み方は常用漢字表に載っていません。そのため、新聞などではひらがなで「かなわない」と表記されることがあります。
なお、「敵う」には「叶える」「適える」のような他動詞形(「敵える」)はありません。
使い方と例文
「敵う」は否定形の「敵わない」で使われることがほとんどです。
「敵う」を使った例文
- 数学では彼に敵う者はいない。
- この暑さには敵わないよ。
- 到底、プロには敵わないと思い知った。
- 病で起き上がることも敵わぬ状態だった。
- あの店の味には敵わない。
語源・由来
「敵」という漢字は、もともと「対等に渡り合う相手」を意味します。「敵う」はこの「対等に渡り合う」という意味から派生し、「匹敵する」「対抗できる」という意味で使われるようになりました。
実際の使用では、相手に勝てない・かなわないと認める場面の方が多いため、否定形で使われることがほとんどです。
類語・関連語
よくある質問
Q
「敵う」はなぜ否定形で使うことが多い?
「敵う」はなぜ否定形で使うことが多い?
A
実際の会話では「相手にかなわない」と認める場面の方が圧倒的に多いためです。「彼に敵う」より「彼には敵わない」の方が自然に使われます。肯定形で使う場合は「敵う者がいない」のような表現になります。
実際の会話では「相手にかなわない」と認める場面の方が圧倒的に多いためです。「彼に敵う」より「彼には敵わない」の方が自然に使われます。肯定形で使う場合は「敵う者がいない」のような表現になります。
Q
「この暑さには敵わない」とはどういう意味?
「この暑さには敵わない」とはどういう意味?
A
「この暑さには耐えられない、我慢できない」という意味です。「敵う」には「匹敵する」だけでなく、「我慢できる」という意味もあり、それを否定して「耐えられない」という意味になります。
「この暑さには耐えられない、我慢できない」という意味です。「敵う」には「匹敵する」だけでなく、「我慢できる」という意味もあり、それを否定して「耐えられない」という意味になります。
Q
「敵える」という言葉はある?
「敵える」という言葉はある?
A
「敵える」という他動詞形は一般的に使われません。「叶える」「適える」とは異なり、「敵う」には他動詞形がありません。
「敵える」という他動詞形は一般的に使われません。「叶える」「適える」とは異なり、「敵う」には他動詞形がありません。