適う
かなう
かんたんに言うと
「適う」は、条件や基準にぴったり当てはまること、ふさわしいことを意味する言葉です。「理に適う」「お眼鏡に適う」のように、何かの基準に合致する場面で使います。
「適う」の意味
「適う」には、以下の意味があります。
1. 条件や基準にぴったり合うこと
求められている条件を満たす、基準に合致することを指します。「条件に適う」「目的に適う」などと使います。
2. 道理にかなっていること
論理的に正しい、筋が通っていることを指します。「理に適う」「道理に適う」などと使います。
3. ふさわしいこと
ある基準から見て適切である、相応しいことを指します。「お眼鏡に適う」などと使います。
読み方・表記
「適う」の読み方は「かなう」です。他動詞形は「適える(かなえる)」です。
「適」は常用漢字ですが、「かなう」という読み方は常用漢字表に載っていません。そのため、新聞などではひらがなで表記されることがあります。
使い方と例文
「適う」を使った例文
- 彼の説明は理に適っている。
- 上司のお眼鏡に適う企画書を作成した。
- 条件に適う物件がなかなか見つからない。
- 目的に適った方法を選ぶべきだ。
- 期待に適えるよう努力する。
語源・由来
「適」という漢字は、「辶(しんにょう)」と「啇」から成り、「ぴったり合う」「ふさわしい」という意味を持ちます。
「適合」「適切」「適正」など、「合っている・ふさわしい」という意味の熟語に多く使われます。「適う」もこの意味から派生した用法です。
よく使う表現
- 理に適う – 論理的に正しい、道理にかなっている
- お眼鏡に適う – 目上の人に認められる、気に入られる
- 条件に適う – 求められている条件を満たす
- 目的に適う – 目的にふさわしい、目的を達成できる
類語・関連語
よくある質問
Q
「お眼鏡にかなう」の正しい漢字は?
「お眼鏡にかなう」の正しい漢字は?
A
「お眼鏡に適う」と書きます。目上の人の基準に合う・認められるという意味なので、「適合する」の「適」を使います。なお「お目にかなう」は誤用です。
「お眼鏡に適う」と書きます。目上の人の基準に合う・認められるという意味なので、「適合する」の「適」を使います。なお「お目にかなう」は誤用です。
Q
「理に適う」と「理にかなう」どちらが正しい?
「理に適う」と「理にかなう」どちらが正しい?
A
どちらも正しいです。「適う」の読み「かなう」は常用漢字表にないため、公的な文章ではひらがなで書かれることも多いです。
どちらも正しいです。「適う」の読み「かなう」は常用漢字表にないため、公的な文章ではひらがなで書かれることも多いです。
Q
「適う」と「適える」の違いは?
「適う」と「適える」の違いは?
A
「適う」は自動詞で「条件に適う」のように使います。「適える」は他動詞で「期待に適える」のように、条件を満たす・応えるという意味で使います。
「適う」は自動詞で「条件に適う」のように使います。「適える」は他動詞で「期待に適える」のように、条件を満たす・応えるという意味で使います。