適う
かなう
目次
  1. 「適う」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. よく使う表現
  6. 類語・関連語
  7. よくある質問
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かんたんに言うと

「適う」は、条件や基準にぴったり当てはまること、ふさわしいことを意味する言葉です。「理に適う」「お眼鏡に適う」のように、何かの基準に合致する場面で使います。

「適う」の意味

「適う」には、以下の意味があります。

1. 条件や基準にぴったり合うこと
求められている条件を満たす、基準に合致することを指します。「条件に適う」「目的に適う」などと使います。

2. 道理にかなっていること
論理的に正しい、筋が通っていることを指します。「理に適う」「道理に適う」などと使います。

3. ふさわしいこと
ある基準から見て適切である、相応しいことを指します。「お眼鏡に適う」などと使います。

読み方・表記

「適う」の読み方「かなう」です。他動詞形は「適える(かなえる)」です。

「適」は常用漢字ですが、「かなう」という読み方は常用漢字表に載っていません。そのため、新聞などではひらがなで表記されることがあります。

使い方と例文

「適う」を使った例文
  • 彼の説明は理に適っている。
  • 上司のお眼鏡に適う企画書を作成した。
  • 条件に適う物件がなかなか見つからない。
  • 目的に適った方法を選ぶべきだ。
  • 期待に適えるよう努力する。

語源・由来

「適」という漢字は、「辶(しんにょう)」と「啇」から成り、「ぴったり合う」「ふさわしい」という意味を持ちます。

「適合」「適切」「適正」など、「合っている・ふさわしい」という意味の熟語に多く使われます。「適う」もこの意味から派生した用法です。

よく使う表現

  • 理に適う – 論理的に正しい、道理にかなっている
  • お眼鏡に適う – 目上の人に認められる、気に入られる
  • 条件に適う – 求められている条件を満たす
  • 目的に適う – 目的にふさわしい、目的を達成できる

類語・関連語

よくある質問

Q
「お眼鏡にかなう」の正しい漢字は?
A
「お眼鏡に適う」と書きます。目上の人の基準に合う・認められるという意味なので、「適合する」の「適」を使います。なお「お目にかなう」は誤用です。
Q
「理に適う」と「理にかなう」どちらが正しい?
A
どちらも正しいです。「適う」の読み「かなう」は常用漢字表にないため、公的な文章ではひらがなで書かれることも多いです。
Q
「適う」と「適える」の違いは?
A
「適う」は自動詞で「条件に適う」のように使います。「適える」は他動詞で「期待に適える」のように、条件を満たす・応えるという意味で使います。