土壇場
どたんば
目次
  1. 「土壇場」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 「ドタキャン」の由来
  6. 類語・関連語
  7. よくある質問
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かんたんに言うと

「土壇場」は、決断を迫られる最後の場面、差し迫った状況を意味する言葉です。江戸時代の処刑場に由来し、「もう逃げ場がない」「運命が決まる瞬間」というニュアンスがあります。

「土壇場」の意味

「土壇場」には、以下の意味があります。

1. 決断を迫られる最後の場面
物事がもう決まろうとする瀬戸際、最終局面を指します。「土壇場で話がひっくり返った」のように使います。

2. 進退きわまった状態
絶体絶命のピンチ、どうすることもできない状況を指します。「土壇場に追い詰められた」のように使います。

3. (歴史)斬首刑を行う刑場
江戸時代、首切りの刑を行うために土を盛って作った壇のこと。現代ではこの意味で使うことはほとんどありません。

読み方・表記

「土壇場」の読み方「どたんば」です。

「壇」は「だん」と読みますが、「土壇場」では連濁せず「たん」のままです。「どだんば」は誤りなので注意しましょう。

使い方と例文

「土壇場」を使った例文
  • 土壇場で話がひっくり返った。
  • 試合終了間際の土壇場で逆転した。
  • 土壇場になって予定をキャンセルされた。
  • 交渉は土壇場に追い詰められている。
  • 土壇場で粘りを見せて勝利をつかんだ。

語源・由来

「土壇場」は、江戸時代の処刑場に由来します。

「土壇」とは、土を盛り上げて作った壇のことです。江戸時代の刑場では、穴を掘った際に出た土を盛って壇を作り、その上で斬首刑が執行されました。

罪人にとって「土壇場」は最期を迎える場所であり、「もう逃げ場がない」「運命が決まる瞬間」を意味していました。そこから転じて、現代では「決断を迫られる最後の場面」「進退きわまった状態」という意味で使われるようになりました。

「ドタキャン」の由来

「ドタキャン」は「土壇場でキャンセル」を略した造語です。

もともとは1980年代頃に芸能界で使われていた俗語でしたが、若者の間に広まり、現在では一般的に使われています。約束していた予定を直前になって急にキャンセルすることを意味します。

広辞苑などの辞書にも掲載されており、正式な日本語として認められています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「土壇場」は「どだんば」と読む?
A
「土壇場」の正しい読み方は「どたんば」です。「どだんば」は誤りです。「壇」は「だん」と読みますが、「土壇場」では連濁しません。
Q
「土壇場」はネガティブな意味?
A
言葉自体は「差し迫った状況」「ピンチ」を表しますが、「土壇場で逆転した」「土壇場で粘った」のようにポジティブな結果と組み合わせて使われることも多いです。
Q
「土壇場」と「瀬戸際」の違いは?
A
ほぼ同じ意味で使えます。「土壇場」は最後の瞬間・局面を強調し、「瀬戸際」は成否の分かれ目を強調するニュアンスがあります。どちらも差し迫った状況を表します。